Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

SILCA シリカ インフレーターの お手入れ

2011-04-09 20:24:05 | 自転車整備 その他 
自転車の携帯用ポンプ インフレーター これは皆さん何かを携帯し
自転車で走っていると思います この空気入れの構造はシリンダーと
ピストンとパッキンが使われています この駆動部もたまにグリスアップ
をしてあげると良いですよ





私の青い方のロードレーサー 1974年のオーダーフレームですが この頃のインフレーターは
写真の様にシートチューブのサイズ一杯の物を使うのが普通でした






使っているポンプは SILCA シリカ






ハンドル部はこれ以降 ポンプホルダーが要らない形状に
変更されます

ポンプアダプターは Campagnolo カンパのツノ付に付け替え
使います フロアポンプのヒラメじゃないですが 
このアダプターは本当に使い勝手が良く 空気も良く入ります






じゃ手入れをしましょう シリンダー上部の樹脂製のネジを
緩めます




ピストンが抜けます 革製のパッキンです これが乾くと
空気が上手く入りません




先端のアダプターも外します シルバーの物はアルミの
単なる筒で 握り易くする為の物です






シリンダー内にデグリーザーを吹きつけ 中の清掃を
しますが 有機溶剤は本体にあまり良くないので 直ぐに
エアーダスターで吹き飛ばし 乾燥させてやります




ピストンのシャフトやパッキンの古いグリスを拭き取って
おきます







シリンダー内に Microlon マイクロロンのメタル
トリートメントをスプレーします








パッキンやシャフトには マイクロロンのルブ リカントを
使っておきましょう そしてシリンダーの中にピストンを入れ 
確実に動くか確認をするのですが すでにこの時マイクロロンの
良さを感じる事が出来ます




組み付け前 ここで少し手を加えます これは過去このポンプを
何本も使い 経験上こうしておけば良いよ という作業で 
使うのは綿のバーテープです




バーテープは二ヶ所に使いますが まずはここに一回巻きます






ポンプアダプターを付けましょう 先にパッキンを入れます






アルミの握りを入れ 最後にポンプアダプターをねじ込みます





バーテープはポンプ本体と アルミケースの間で隙間を
塞いでいます このバーテープが無いとこの部分で遊びが
出来ます これだけでポンプが随分使い易くなります






もう一つのバーテープはここ この上部のネジ部は 本体側に
良くヒビが入ります これを巻いておくだけでハンドルなどに
直接干渉せず ヒビが入るのを幾らか防いでくれます




これだけの作業で凄く感じのよいインフレーターに蘇りましたよ





今日のお花はこれ お天気も良かったのですが 眩しいくらい鮮やかな色ですよね

コメント
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