今回は CAMPAGNOLO カンパニョーロのペダル スーパーレゲロの分解整備を
行います 多くの写真を使いその行程を隅々までご紹介致しましょう
CAMPAGNOLO カンパがこのクイルタイプのペダルを
最初に販売したのは 1950年の Record レコードそれは
アウタープレートが鉄のペダルでした
このスーパーレゲロは 1974年に登場 プレートがアルミに
改良されていますが基本的な構造は Recordと変わる事は
有りません
フラットタイプでこの様に外環が有るのをクイル型と
呼びますが トラック用の自転車でこれを使う事はなく
主な用途はロードレーサーです
同じ物が 2ペア保管して有りますが この状態の
良い方を今回整備します 新しい物を降ろし 実走行
500Km 位のペダルです
では始めましょう
ペダル本体に取り付けてあるダストキャップを外します
ここにはカンパの専用工具が有ったはずですが持って
いないのでプライヤーで・・ でも傷が付いてしまいます
それ程強く締めこむ部品ではないので簡単に外れます
※これは左側のペダルです
ここが回転部分です これを分解して行きましょう
使う工具はモンキーレンチと 11mmのスパナ
モンキーレンチはペダルのシャフトに掛けます
ここは 15mmのスパナでも行けますね
11mmのスパナはロックナットに使います 私は
メガネの方を使っていますが スパナ側でも良いですよ
ロックナットを緩めます ※ここは正ネジです
ロックナットが外れました カンパのナットは綺麗な形を
しています この当事のカンパは良い物を作ってやろう!
と言う気概を感じます
次に玉押しを外しますが 指で回らず工具が必要なら
13mmのレンチを使います
この玉押しには 埋め込む様な形で舌付きワッシャーが
使われていますが これが邪魔をするならピンセット
などで外してやります
舌付きワッシャーを外し玉押しだけの状態です
前述の行程はペダルに依って指先だけでも大丈夫な物も
有ります シャフトのネジに傷が付いていたら固い事も
あるので状況に応じて使い分けると良いですね
このペダルは指先で行けます 玉押しを外しました
この玉押しも 溜め息が出る程綺麗な工作です
ペダル本体のクランク側からシャフトを抜きます
ただ引き抜くだけですよ
ペダル本体の外と内側の玉受け部 ボールレースの
状態です
これでペダルの分解は完了です それ程難しく無い
作業ですが ロックナットを緩める時工具の掛かりが
浅いので ナットの角を潰さない様に気を付ければ
良いですね
分解の行程は左右のペダルも同じです ただシャフトが左右で異なりますので
組む時に間違わない様にしておきましょう
今回はカンパのペダルで作業手順を紹介しましたが このカップ&コーンの構造を
持つペダルはほとんどこれに似ています 商品に依り多少の違いは有りますが、
今回の手順を覚えておけばほとんどのペダルに活かせると思います
少し記事が長くなりました この続きは次の記事で行いましょう
次の記事 【 Campagnolo ペダル スーパーレゲロ 洗浄 清掃 】
行います 多くの写真を使いその行程を隅々までご紹介致しましょう
CAMPAGNOLO カンパがこのクイルタイプのペダルを
最初に販売したのは 1950年の Record レコードそれは
アウタープレートが鉄のペダルでした
このスーパーレゲロは 1974年に登場 プレートがアルミに
改良されていますが基本的な構造は Recordと変わる事は
有りません
フラットタイプでこの様に外環が有るのをクイル型と
呼びますが トラック用の自転車でこれを使う事はなく
主な用途はロードレーサーです
同じ物が 2ペア保管して有りますが この状態の
良い方を今回整備します 新しい物を降ろし 実走行
500Km 位のペダルです
では始めましょう
ペダル本体に取り付けてあるダストキャップを外します
ここにはカンパの専用工具が有ったはずですが持って
いないのでプライヤーで・・ でも傷が付いてしまいます
それ程強く締めこむ部品ではないので簡単に外れます
※これは左側のペダルです
ここが回転部分です これを分解して行きましょう
使う工具はモンキーレンチと 11mmのスパナ
モンキーレンチはペダルのシャフトに掛けます
ここは 15mmのスパナでも行けますね
11mmのスパナはロックナットに使います 私は
メガネの方を使っていますが スパナ側でも良いですよ
ロックナットを緩めます ※ここは正ネジです
ロックナットが外れました カンパのナットは綺麗な形を
しています この当事のカンパは良い物を作ってやろう!
と言う気概を感じます
次に玉押しを外しますが 指で回らず工具が必要なら
13mmのレンチを使います
この玉押しには 埋め込む様な形で舌付きワッシャーが
使われていますが これが邪魔をするならピンセット
などで外してやります
舌付きワッシャーを外し玉押しだけの状態です
前述の行程はペダルに依って指先だけでも大丈夫な物も
有ります シャフトのネジに傷が付いていたら固い事も
あるので状況に応じて使い分けると良いですね
このペダルは指先で行けます 玉押しを外しました
この玉押しも 溜め息が出る程綺麗な工作です
ペダル本体のクランク側からシャフトを抜きます
ただ引き抜くだけですよ
ペダル本体の外と内側の玉受け部 ボールレースの
状態です
これでペダルの分解は完了です それ程難しく無い
作業ですが ロックナットを緩める時工具の掛かりが
浅いので ナットの角を潰さない様に気を付ければ
良いですね
分解の行程は左右のペダルも同じです ただシャフトが左右で異なりますので
組む時に間違わない様にしておきましょう
今回はカンパのペダルで作業手順を紹介しましたが このカップ&コーンの構造を
持つペダルはほとんどこれに似ています 商品に依り多少の違いは有りますが、
今回の手順を覚えておけばほとんどのペダルに活かせると思います
少し記事が長くなりました この続きは次の記事で行いましょう
次の記事 【 Campagnolo ペダル スーパーレゲロ 洗浄 清掃 】