先日若手売出し中の日本競輪学校 98期卒業の角 令央奈選手から
競輪競走で使う決戦用のホイール組みを頼まれました 引き受けた以上
しっかりと作業をさせて頂きます
競輪競走で使える部品は NJS登録部品と言う縛りを受け アマチュア選手の様に
好きな部品を使う訳にはいきません これは競輪と言う性格上、全ての選手が
同じ条件で走ると言う理念が有ります
これからホイール組みを始めますが その中に必ず守るべきもの、個人の拘り
またどちらでも良いよ、なんてものも有りますがその辺も交えながら記事を
進めて行きましょう この写真はハブにワックスを掛けています、組んでしまえば
仕事がし難いので今の間に・・・ と、これこそどちらでも良い作業ですね(笑)
ハブのセンターへ印を付けておきます これも必ず
必要な事では無く有れば便利と言う部類の作業です
左右のロックナットの外側を計測しています
フロントハブの巾は 100mmです
そのセンター 50mmの所に印を付けます
ここは小さな印が良いですね ホイール組みが
終われば必要の無くなる印です
良くホイールのセンターと言いますが これはこの左右の
ロックナットの外面までをハブ巾と言い その中心に
リムのセンターが位置する事を言います
この印がハブのセンターですが この位置にリムのセンター
が来るようにホイールを仕上げます これがホイールの
センター出しと言う作業ですね
この印はホイールを組み触れ取りをする時 バルブ穴から
覗き リムの寄りを確認する時に使います これは人に依り
その方法も違うでしょう
ホイール組みは少し広い所でやります
使うリムは NJS認定の ARAYA 16B GOLD 36穴です
バルブ穴に少し切削時のバリが残っています
内部用リーマーでバリを取ってやりましょう
これも絶対に必要な事では有りませんが 出来るなら
してやった方が良いですね
今回のホイールはやはり使う人の好みや希望を反映しなくてはいけません
これは自分の脚質やその走法に左右される事が多いと思います
今回角選手の希望を聞いた時、私が今まで考え感じた事が無かった様な
希望が出てきました それは競輪競走と言う独特のレースだからなのか
私が及びもしない脚力からくるものなのか ホイールと言う物の深さを
考えざるを得ない話しでした
そんな事も含め、これからホイール組みを進めるにあたり JIS組みや
イタリアンの事が出てきますが その違いを解ってもらえる様に
次回は JISとイタリアンの組み方の違いをご紹介しましょう
前回の記事 【 決戦用ホイール組 依頼 】
次の記事 【 ホイール JIS組みとイタリアンの違い 】
競輪競走で使う決戦用のホイール組みを頼まれました 引き受けた以上
しっかりと作業をさせて頂きます
競輪競走で使える部品は NJS登録部品と言う縛りを受け アマチュア選手の様に
好きな部品を使う訳にはいきません これは競輪と言う性格上、全ての選手が
同じ条件で走ると言う理念が有ります
これからホイール組みを始めますが その中に必ず守るべきもの、個人の拘り
またどちらでも良いよ、なんてものも有りますがその辺も交えながら記事を
進めて行きましょう この写真はハブにワックスを掛けています、組んでしまえば
仕事がし難いので今の間に・・・ と、これこそどちらでも良い作業ですね(笑)
ハブのセンターへ印を付けておきます これも必ず
必要な事では無く有れば便利と言う部類の作業です
左右のロックナットの外側を計測しています
フロントハブの巾は 100mmです
そのセンター 50mmの所に印を付けます
ここは小さな印が良いですね ホイール組みが
終われば必要の無くなる印です
良くホイールのセンターと言いますが これはこの左右の
ロックナットの外面までをハブ巾と言い その中心に
リムのセンターが位置する事を言います
この印がハブのセンターですが この位置にリムのセンター
が来るようにホイールを仕上げます これがホイールの
センター出しと言う作業ですね
この印はホイールを組み触れ取りをする時 バルブ穴から
覗き リムの寄りを確認する時に使います これは人に依り
その方法も違うでしょう
ホイール組みは少し広い所でやります
使うリムは NJS認定の ARAYA 16B GOLD 36穴です
バルブ穴に少し切削時のバリが残っています
内部用リーマーでバリを取ってやりましょう
これも絶対に必要な事では有りませんが 出来るなら
してやった方が良いですね
今回のホイールはやはり使う人の好みや希望を反映しなくてはいけません
これは自分の脚質やその走法に左右される事が多いと思います
今回角選手の希望を聞いた時、私が今まで考え感じた事が無かった様な
希望が出てきました それは競輪競走と言う独特のレースだからなのか
私が及びもしない脚力からくるものなのか ホイールと言う物の深さを
考えざるを得ない話しでした
そんな事も含め、これからホイール組みを進めるにあたり JIS組みや
イタリアンの事が出てきますが その違いを解ってもらえる様に
次回は JISとイタリアンの組み方の違いをご紹介しましょう
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