前回チェーンの取付けが終わったロードレーサーのスプートニク
今回は前後のディレーラーの調整を行います
チェーンの長さ調整も終わりこれで変速機の
調整が行えます 変速機は前後共 Shimano DURA ACE
FD-7800-F RD-7800 シフターは ST-7801 の組み合わせです
この自転車にはまだペダルを付けていません
それではクランクを回す時に危ないので こういう
用具を使います Park Tool DP-1 ダミーペダルです
この様にペダルの代わりにクランクに取り付けて
使います 有れば便利な用具で 1500円程度の商品です
まずはリアディレラーから始めましょう チェーンは
アウター・トップに掛けます シフトレバーはトップの
位置です
ここで一旦シフトワイヤーをフリーにします
ディレーラーのガイドプーリーをトップギアの
外面の真下に調整します
それを調整するのは 変速機後部に有る位置調整ネジ
上がトップ側の調整ネジです
ここでシフトワイヤーを固定します また後で本締め
するので仮締めで良いでしょう ワイヤーはこの写真の
様に通し、小さな金物の取付け状態もこれを守って下さい
この方向を間違うと変速に不具合が出る事が有ります
次に STIレバーを操作し チェーンをインナー・ローに
掛けます
この時ガイドプーリーをローギアの真下に調整
この調整は先程のボルトの下側です これでロー側の
位置調整が出来ます
何度も変速の状態を確認し 全てが問題無く操作
出来たならワイヤーを本締めしましょう
次はフロントディレーラーです
まず変速機の取付け位置の調整をします
高さはアウターギアの歯先からアウタープレートが
1~3mm離れた位置へ そのアウタープレートは大ギアと
平行になる様に調整します
この自転車の場合上記の調整はこの直付けアダプターの
取付けネジを緩めて行います これは自転車に依って
違いますが 変速機の取付けボルトで行うのが基本です
STIレバーを操作しインナー側にします ここで一旦
シフトワイヤーを解放してやります
ギアはインナー・ローに掛けます
変速機の羽の位置調整です 上が調整前 下が調整後
大変微妙な調整ですが インナー・ローの時チェーンが
内側のプレート面から 0.5mm程度隙間が開く様にします
この調整をするのが 変速機上部の調整ボルト
シートチューブ寄りの方がインナー側の調整用です
シフトワイヤーを固定します 仮締めで良いですよ
リアもそうですが 調整の過程でワイヤーの張り直しを
する時 本締めをしているとワイヤーが潰れて良く有りません
次はチェーンをアウター・トップに掛けます
この時変速機の外側の羽の内側とチェーンの隙間を
0.5mm程度に調整します 上の写真では少し外に出過ぎて
いるので 下の写真の様に少し内側に入れました
その調整をするネジは 変速機上部のクランク寄りの
ボルトで行います
何度かシフト操作をし問題が無ければワイヤーを
本締めして固定します
変速機の調整が完了したので インナーワイヤーを
適度な長さにカットします
このワイヤーの長さもセンスが表れる所です
あまり長く残す必要は無いですね
これでディレーラーの調整が終わりました ただこの調整は
実際に道路を走ってみてその具合を確認した方が良いですね
手順から行けば次はブレーキ調整かな どうぞ次回も
お付き合い下さい
前回の記事 【 ロード チェーンの長さ調整と取付け 】
次の記事 【 自転車の ブレーキ調整 】
今回は前後のディレーラーの調整を行います
チェーンの長さ調整も終わりこれで変速機の
調整が行えます 変速機は前後共 Shimano DURA ACE
FD-7800-F RD-7800 シフターは ST-7801 の組み合わせです
この自転車にはまだペダルを付けていません
それではクランクを回す時に危ないので こういう
用具を使います Park Tool DP-1 ダミーペダルです
この様にペダルの代わりにクランクに取り付けて
使います 有れば便利な用具で 1500円程度の商品です
まずはリアディレラーから始めましょう チェーンは
アウター・トップに掛けます シフトレバーはトップの
位置です
ここで一旦シフトワイヤーをフリーにします
ディレーラーのガイドプーリーをトップギアの
外面の真下に調整します
それを調整するのは 変速機後部に有る位置調整ネジ
上がトップ側の調整ネジです
ここでシフトワイヤーを固定します また後で本締め
するので仮締めで良いでしょう ワイヤーはこの写真の
様に通し、小さな金物の取付け状態もこれを守って下さい
この方向を間違うと変速に不具合が出る事が有ります
次に STIレバーを操作し チェーンをインナー・ローに
掛けます
この時ガイドプーリーをローギアの真下に調整
この調整は先程のボルトの下側です これでロー側の
位置調整が出来ます
何度も変速の状態を確認し 全てが問題無く操作
出来たならワイヤーを本締めしましょう
次はフロントディレーラーです
まず変速機の取付け位置の調整をします
高さはアウターギアの歯先からアウタープレートが
1~3mm離れた位置へ そのアウタープレートは大ギアと
平行になる様に調整します
この自転車の場合上記の調整はこの直付けアダプターの
取付けネジを緩めて行います これは自転車に依って
違いますが 変速機の取付けボルトで行うのが基本です
STIレバーを操作しインナー側にします ここで一旦
シフトワイヤーを解放してやります
ギアはインナー・ローに掛けます
変速機の羽の位置調整です 上が調整前 下が調整後
大変微妙な調整ですが インナー・ローの時チェーンが
内側のプレート面から 0.5mm程度隙間が開く様にします
この調整をするのが 変速機上部の調整ボルト
シートチューブ寄りの方がインナー側の調整用です
シフトワイヤーを固定します 仮締めで良いですよ
リアもそうですが 調整の過程でワイヤーの張り直しを
する時 本締めをしているとワイヤーが潰れて良く有りません
次はチェーンをアウター・トップに掛けます
この時変速機の外側の羽の内側とチェーンの隙間を
0.5mm程度に調整します 上の写真では少し外に出過ぎて
いるので 下の写真の様に少し内側に入れました
その調整をするネジは 変速機上部のクランク寄りの
ボルトで行います
何度かシフト操作をし問題が無ければワイヤーを
本締めして固定します
変速機の調整が完了したので インナーワイヤーを
適度な長さにカットします
このワイヤーの長さもセンスが表れる所です
あまり長く残す必要は無いですね
これでディレーラーの調整が終わりました ただこの調整は
実際に道路を走ってみてその具合を確認した方が良いですね
手順から行けば次はブレーキ調整かな どうぞ次回も
お付き合い下さい
前回の記事 【 ロード チェーンの長さ調整と取付け 】
次の記事 【 自転車の ブレーキ調整 】