Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

FSA カーボンクランク 美装

2013-04-20 20:13:25 | 自転車 塗装
先日自転車から取り外した FSA のカーボンクランク 今使っているロードに
移設をしようかと思っていますが その前に少し綺麗にお化粧をしてやりましょう





FSA のコンパクト、カーボンクランクです それなりの年数が経過しています
現在使っているシマノのアルテグラ FC-6750 と入れ替えようかと思っています
でもそのまま使うのではなく少し綺麗にしてやりましょう






クランクの裏側を見てみます 5 アームはこの様に
締め込んで装着れているんですね






左側のクランクですが シャフトに装着する部分は
アルミです 塗装が剥げ汗で腐食が始まっています
ここは少し手入れをしたいですね






まずギア板を外しましょう 5 ピンはシマノのアルミを
使っています これは特に拘りが有るのではなく FSAの
物が駄目になったので 在庫が有った物を使用しただけ
です  5 ピンの裏側のナットはこの様な工具が有れば
便利ですね






ただこの工具も使っているメーカーに依りナットの
形状が違うので複数要ります





5 ピンにもグリスを塗布していたので固着する事なく綺麗に外れました
こうして見るとクランクの表面も艶が無くなっていますね ここもお化粧
しようかな・・・




まず裏側のここから進めます 塗装を剥し腐食部分を
研磨するのにマスキングをします 余分な所まで傷を
付け無い様にです






この程度の研磨なら 耐水ペーパーでも シャイネックス
と言う繊維質のサンドシートでも良いですね これはアルミや
銅などの柔らかい金属には良いと思います






塗装の裏側まで腐食が進んでいます こんな時は
ペーパーより小さなカッターの様な物でそぎ落とす
のも良いですね その方が仕事が早いです




塗装を剥した後 ペーパーで表面を整えてやりました






マスキングもボロボロになったので剥してしまいます






一度綺麗に脱脂をします ラッカーうすめ液では現在の
塗装まで傷めそうだったので ペイントうすめ液に変えました






アルミを研磨した部分は塗装で保護をしてやります
その為のマスキングをします






色を塗る部分以外も養生し塗装の準備が終わりました






ここは汗や体指、泥汚れなどが溜まり易い部分なので
腐食を防止する為にも 錆止め塗料のサフェーサーを
吹いておきます この方が塗装も乗り易いですからね






有る程度サフェーサーが乾いたので上塗りをします
買い置きしてある艶消しの黒を使いましょう 本当なら
マスキングを一旦剥し塗った部分の段差の調整をしますが
このままいっちゃいます 仕上がりは良くないですけどね・・






艶消し塗料とは言え塗ってすぐはこの様な状態です






時間が経ち塗料が乾くとこの様に艶が引きます
マスキングは完全に塗料が乾燥してしまわない間に
剥す方が失敗が少ないですね

今回はここまでにしておきましょう 塗装が良く
乾燥してから次の工程へ進みます





近くの公園で見掛けました 何かお菓子で作った様なお花 花水木と言う名前だそうですね

塗装は慌てたり手間を惜しむとその仕上げにはっきりと出てしまいます
今回はやや急ぎ仕事をしてしまったね 良く見えない所と言う気持ちが
有ったのがいけないな ちょっと反省です

このクランクの取り外し方はこちら 【 FSA オクタリンククランクを 取り外す 】

次の作業 【 FSA カーボンクランク 塗装する 】 

 
コメント (2)
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