Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

FSA カーボンクランク 塗装する

2013-04-24 20:05:03 | 自転車 塗装
前回 FSA のカーボンクランクに使われているアルミ部分の研磨と美装を
しましたが 今回はクランク本体に塗装し艶を与えてやりましょう





前回クランクの裏側に手を入れました 今回は全体に艶が無くなってきたクランクに
クリアを吹いて艶っぽく仕上げてやりましょう






クランクの表面を軽く耐水ペーパーで擦り表面を
荒らしてやります ペーパーにはこの様なブロックを
使うと作業がし易いですよ






今回は水を使うので表で作業をします バックの音楽は
これで行きましょう C+C music factory でももう懐かしい
部類のアルバムですね






耐水ペーパーはこの様に水と共に作業を進めます
今回は 800番を使っています






表面にペーパーを掛けるとこの位細かな傷が
付きますが これが塗装の乗りを良くするキモですね




表面の水を切り 丁寧に脱脂をしてやります これは
確実に行わないと塗装が弾き悲しい思いをします(笑)




オリジナルの文字やデザインが所々剥げています
それを修復する技術も腕も私には有りませんので
作り置きしてあるオリジナルステッカーに助けてもらい
ましょう




ここにあまり派手な色は使いたく有りませんが 
サイズ的にこれを使う事にしましょう アルカンシェルに
KINOSHITA の文字 あまり誉められた事ではないかな・・






このシールは体温でも伸びるので素手で触る事はせず
この様に一度マスキングテープに預けます その代わり
曲線や複雑な形状の部分にも貼る事が出来る優れものです






クランク本体の傷が付いた FSA の文字の上に貼ってやります
マスキングテープの上から丁寧に擦ってやれば良いですよ






そしてマスキングテープを剥してやります 綺麗に貼れ
ましたね






左右のクランクに貼りシールの角は少し落しておきましょう
これをする事で剥がれ難くなります




クリア塗料を塗りたくない部分はマスキング この作業は
手間ですが塗装の優劣が決まる大切な工程です




今日はお天気も良く湿度が低い塗装日和 何度かに別けて
クリア塗料を吹いてやりました 私は垂れる寸前まで吹き付けます





クリア塗装も無事に終わったので 室内で時間を掛けて乾燥させてやりましょう
クリアを垂れる寸前まで吹くのは梨肌を避けたいからですが その分垂れる事も
たまに有ります、ちょっとスリルの有る仕事ですね では完成後は又ご紹介しましょう

前回の記事 【 FSA カーボンクランク 美装 】

コメント (7)
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