Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ボトル台座 取付け相談

2015-05-24 20:29:01 | よもやま話
今使っている自転車にボトルケージを新たに取り付けたいのですが
ボトル台座が有りません 少し手伝って下さいとの相談を受けました





自転車小屋には毎日顔は出しています 整備をしようと思えば仕事は
幾らでも有りますが 少し気持ちが乗らないので部品は触っていません
でも気持ちが切れない様、自転車に乗っていました そんな時期に相談事の
連絡が有りました






連絡の内容で全てが理解出来ませんが
要りそうな道具を用意しお迎えしましょう




普段の脚に使っている自転車で 最近は整備が
面白くて自分で出来る事はしている様です この
自転車に新たにボトルケージを付けたいと知人が
やって来ました






プジョーのクロスバイクです アルミのフレームには
ダウンチューブにボトル台座が有りますが シート
チューブに有りません ここに台座を設けたいとの
希望です






ボトルケージは用意して来ています このシートチューブに
新たに台座を設ける場合幾つかの方法を思い付きます
下穴を開けてパイプにタップを建てる またヘリサートを
使う方法もパイプの肉厚次第で可能性が有ります






そして今回、本人が用意して来たのはローレットナット
これはリベッターでリベットを打つ理屈と同じで
リベットの中心にネジが設けて有る構造です これを
選んだのは正解かも分りません






ただこの位のサイズのスローピングフレームは 
ボトル同士が干渉したり ボトルの出し入れが
出来ないなど気を付ける処は沢山有ります

下の位置なら何とか使えそうですが そこでは下穴を
開ける為の電動道具が使えません それでもどうしても
必要なら パイプの後ろ側から前部へ孔を貫通させる
方法も有りますが そこまでする必要も無いので
今回は見合わせましょう





予定していた作業は中止したのでグリスの話でもしてみましょう






知人は少しづつ整備が出来る様になって行くのが楽しいらしく
色々な事に興味を示します 整備に使う油脂類を色々と出して
みました




それらを指先に取ったりパレットに塗り拡げたり
その違いを感じ取ってもらいます これで全てが
解るものでは有りませんが グリスの硬さや粘度の
違いに依り 目的に応じた使い分けをすれば良い
自転車になりますよ なんて偉そうに私が解説を
しています





チェーンオイルも幾らか手で触れてもらいましたが 実走行では
むしろこちらの方が自転車に与える影響は大きいでしょう




話がホイールへと進んで行きます ホイールの
振れ取りの原理を実際にニップルを触って実演を
してみました






自転車談義をしていると 犬の散歩がてら寄ってくれた
人達が居ます 犬にはお水を子供達にはおやつを・・
どうぞ又寄って下さい





何かの花が終わった後なんでしょうか こんなのも落ち着いて良いですね

今回は当初の目的通り施工する事が出来ませんでしたがこんな事も有ります
でも一度ローレットナットを使ってみたかったですね 知人は自転車の話も
色々と出来たのでそれなりに満足して頂き 迎えに来た奥様の車でお帰り頂きました

コメント (4)
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