自転車に使われるチェーン そんな中でも競輪関係の NJS 認可チェーン
競輪競走で使うチェーンの繋ぎ方は特殊な方法です

日本独特の形態を持つ競輪 そこで使う自転車は全て NJS 認可部品に限られ
各パーツには NJS の刻印が打たれています

チェーンもその様な部品の一つで使えるのは NJS 認可
の物だけで その繋ぎ方にも制約が有ります


認可チェーンには一ヶ所色の違うリンクが有ります
そこには NJS の刻印が有り この部分がチェーンの
継手部分になっています そうです競輪競走で使う
チェーンは繋ぎの部分が決められています

継手部分の部品構成です 継手部分にはピンを使わず
ネジとナットで止めます シルバーの部分は 継手リンクプレート
ネジは 継手ボルトと継手ナット と呼びこれは日本競輪学校の
教科書に書かれているそうです


この部分のナットやネジが緩まないのですか? と良く聞かれますが
この構造を理解すると緩まない事が解ると思います
まず外側、シルバーのプレートの穴は開いているだけです
その内側のプレートにはメスネジが建ててあり そこに
ボルトをねじ込みます

ボルトをねじ込んで行くと
ボルトの頭は外プレート(シルバー)の外面に当ります
ボルトのネジ側 ☆印の部分はプレートの内面に当り
幾らネジを締めてもそれ以上締まりません その状態で
プレートの外側からナットを締め込みます
訂正
今回この記事をお読み頂いた 競輪学校の飯田太文教官から
ご指摘を頂きました
継手ボルトを継手プレートに締め込んで行くとネジがそれ以上
締まらなくなります そこから少しネジを戻してから継手ナットを
締め込む様に学校では教えているとの事です この方がチェーンの
動きがスムーズでナットも緩まなく、ご自身が競輪選手時代も
そうされていたと言う事です ご指摘を有り難く、ここで加筆訂正
させて頂きます 2016.7.3 Kino 拝

またこれも独特の部品ですが チェーンの長さを細かく
調整する為の 半コマと言う部品を使う事も有ります
シルバー色のプレートの右側に使われているのがそれです


通常チェーンは巾の狭い内側のローラーリンクと
巾の広い外部リンクがセットで 1駒と言います
その巾の狭い部分と広い部分の両方を持って
いるのが半コマです

この半コマにも競輪競走で使うには制約が有り
取付け方法はこの写真の場所と方向で使います
これにつては過去私のブログでも詳しくご紹介
しています

チェーンの繋ぎ方はまずナットとボルトを外します
チェーンの長さを決める時は通常の自転車と同じ
方法でチェーン切りを使って行います

自転車にチェーンを取付けた後 継手ボルトを一杯
締め込みます そこから少しネジを戻します


その後プレートから出たボルトのネジにナットを入れ
ドラーバーでボルトを保持しナットをプライヤーで
挟み締め付けて完了です

奥のグリーンと手前の紫色 不思議な感覚で引き込まれそうになります
今回のチェーンの取付けは日本の法律の基で施行されている競輪と言う世界での
決まり事です 依って一般の人が必ず守らないといけないと言う事では有りません
しかし厳しい検査に合格した NJS 認可の部品と学校での教えの真似はしても良い
ですよね
過去の人気記事 【 チェーン 半コマの使い方 】
関連記事 【 自転車 チェーンの切り方 繋ぎ方 】
競輪競走で使うチェーンの繋ぎ方は特殊な方法です

日本独特の形態を持つ競輪 そこで使う自転車は全て NJS 認可部品に限られ
各パーツには NJS の刻印が打たれています

チェーンもその様な部品の一つで使えるのは NJS 認可
の物だけで その繋ぎ方にも制約が有ります


認可チェーンには一ヶ所色の違うリンクが有ります
そこには NJS の刻印が有り この部分がチェーンの
継手部分になっています そうです競輪競走で使う
チェーンは繋ぎの部分が決められています

継手部分の部品構成です 継手部分にはピンを使わず
ネジとナットで止めます シルバーの部分は 継手リンクプレート
ネジは 継手ボルトと継手ナット と呼びこれは日本競輪学校の
教科書に書かれているそうです


この部分のナットやネジが緩まないのですか? と良く聞かれますが
この構造を理解すると緩まない事が解ると思います
まず外側、シルバーのプレートの穴は開いているだけです
その内側のプレートにはメスネジが建ててあり そこに
ボルトをねじ込みます

ボルトをねじ込んで行くと
ボルトの頭は外プレート(シルバー)の外面に当ります
ボルトのネジ側 ☆印の部分はプレートの内面に当り
幾らネジを締めてもそれ以上締まりません その状態で
プレートの外側からナットを締め込みます
訂正
今回この記事をお読み頂いた 競輪学校の飯田太文教官から
ご指摘を頂きました
継手ボルトを継手プレートに締め込んで行くとネジがそれ以上
締まらなくなります そこから少しネジを戻してから継手ナットを
締め込む様に学校では教えているとの事です この方がチェーンの
動きがスムーズでナットも緩まなく、ご自身が競輪選手時代も
そうされていたと言う事です ご指摘を有り難く、ここで加筆訂正
させて頂きます 2016.7.3 Kino 拝

またこれも独特の部品ですが チェーンの長さを細かく
調整する為の 半コマと言う部品を使う事も有ります
シルバー色のプレートの右側に使われているのがそれです


通常チェーンは巾の狭い内側のローラーリンクと
巾の広い外部リンクがセットで 1駒と言います
その巾の狭い部分と広い部分の両方を持って
いるのが半コマです

この半コマにも競輪競走で使うには制約が有り
取付け方法はこの写真の場所と方向で使います
これにつては過去私のブログでも詳しくご紹介
しています

チェーンの繋ぎ方はまずナットとボルトを外します
チェーンの長さを決める時は通常の自転車と同じ
方法でチェーン切りを使って行います

自転車にチェーンを取付けた後 継手ボルトを一杯
締め込みます そこから少しネジを戻します


その後プレートから出たボルトのネジにナットを入れ
ドラーバーでボルトを保持しナットをプライヤーで
挟み締め付けて完了です

奥のグリーンと手前の紫色 不思議な感覚で引き込まれそうになります
今回のチェーンの取付けは日本の法律の基で施行されている競輪と言う世界での
決まり事です 依って一般の人が必ず守らないといけないと言う事では有りません
しかし厳しい検査に合格した NJS 認可の部品と学校での教えの真似はしても良い
ですよね
過去の人気記事 【 チェーン 半コマの使い方 】
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