先日より整備をしているシティサイクルのリアホイールです 不具合の有ったフリーの修理も
無事に終わりハブのグリスアップと調整を行います
シティサイクルに使われている 26インチの WO ホイールです
フリーホイールの爪が割れると言う不具合が有りましたが それは前回に修理出来ました
今回は回転部分のグリスアップと玉当りの調整を行います
分解したハブの構成部品の洗浄は済ませています
ハブの回転部分にグリスを塗布します DURA-ACE の
グリスを選びました 適度に粘度が高く 吸着力も強いので
今回の様な自転車には向いていると思います
グリスをボールレースにやや多目に塗り込みました
反対側のフリー側の玉受けにもグリスを塗布します
玉受けにスチールボールを並べます
グリスをもう少し足しておきましょう 一般車の防水が
されていない回転部分はグリスがはみ出す位使い
その圧力で水の浸入を防ぐのが良いですね
もう一度ホイールを反転させました こちら側には
リテーナーを使います これには方向が有るので
注意が必要です
リテーナーにもグリスを塗り玉受けに入れます
リテーナーの方向はこれで正解です
ハブシャフトです 玉押し部分に デュラエースの
グリスを塗っています
シャフトの全ネジ部分にもグリスを塗りますが ネジ山には
結構多くのグリスを使います 錆の防止が目的なのでここは
廉価なグリスで結構です 全体に塗り拡げました
廉価なグリスとは、これを小分け容器に入れて使っています
200g 400円程度だと思いますが 普通のベアリングなら
これで充分用は足します 高価なグリスに慣れてしまって
値段の感覚が麻痺していますね(笑)
用意出来たシャフトをブレーキ側から差し込みます
もう一度ホイールを反転させました フリー側に
玉押しをねじ込みます 奥まで入れておけば結構です
ロックナットを取付けます
ここから玉当りの調整です 指先でシャフトを回し
ガタが無くスムーズに回る所を探します まずガタは
絶体にいけません ゴリゴリと感じるのは締め過ぎです
一般の用途なら何となくボールを感じる位の やや渋めが
良いでしょう
目指す玉当りを見付けたら ハブスパナの 15mm と
モンキーレンチを使いロックナットを決めてしまいます
この写真では、工具同士を引き寄せる方向に使うと
ロックナットが固定されます
調整後にも玉当りの確認をします 一発で決まら無かったら
何度も同じ事を繰り返し自分が納得出来るまで作業を続けます
玉当りの調整が終わればローラーブレーキを
取り付けます
ブレーキ本体は結構しっかりした造りです
ブレーキ本体の黒い部分とハブ本体の凸凹が有る
嵌め合い部分にグリスを塗っておきます
ブレーキをハブに装着します
ブレーキ本体をナットで固定します
ブレーキ本体を固定するナットはモンキーレンチで
強く締め込めば OK です
グリスで汚れた所はウエスで拭いておきます
ブレーキ側 フリー側の両方にチェーン引き ワッシャー
ナットを取付けて完了です
グリスアップ後特有の油脂でのテカリが有ります
整備をしましたよ、と言う雰囲気が出ています
分解整備前には玉当りに少しガタが出ていました
それを調整する事で しっかりしたホイールに
生まれ変わりました このホイール、まだまだ使えます
25年間ほとんど毎日使い続けたホイールですが 前輪も含め回転部分にほとんど
ダメージが無いのが意外でした フリーの爪が割れていましたがそれ以外のパーツは
全て再利用です 後ろハブには Shimano FH-AR30 の刻印 凄い部品だと思います
前回の作業 【 フリーホイールの修理 良く出来たと思います 】
次の作業 【 一般車の ペダル整備と 駄目なペダル 】
無事に終わりハブのグリスアップと調整を行います
シティサイクルに使われている 26インチの WO ホイールです
フリーホイールの爪が割れると言う不具合が有りましたが それは前回に修理出来ました
今回は回転部分のグリスアップと玉当りの調整を行います
分解したハブの構成部品の洗浄は済ませています
ハブの回転部分にグリスを塗布します DURA-ACE の
グリスを選びました 適度に粘度が高く 吸着力も強いので
今回の様な自転車には向いていると思います
グリスをボールレースにやや多目に塗り込みました
反対側のフリー側の玉受けにもグリスを塗布します
玉受けにスチールボールを並べます
グリスをもう少し足しておきましょう 一般車の防水が
されていない回転部分はグリスがはみ出す位使い
その圧力で水の浸入を防ぐのが良いですね
もう一度ホイールを反転させました こちら側には
リテーナーを使います これには方向が有るので
注意が必要です
リテーナーにもグリスを塗り玉受けに入れます
リテーナーの方向はこれで正解です
ハブシャフトです 玉押し部分に デュラエースの
グリスを塗っています
シャフトの全ネジ部分にもグリスを塗りますが ネジ山には
結構多くのグリスを使います 錆の防止が目的なのでここは
廉価なグリスで結構です 全体に塗り拡げました
廉価なグリスとは、これを小分け容器に入れて使っています
200g 400円程度だと思いますが 普通のベアリングなら
これで充分用は足します 高価なグリスに慣れてしまって
値段の感覚が麻痺していますね(笑)
用意出来たシャフトをブレーキ側から差し込みます
もう一度ホイールを反転させました フリー側に
玉押しをねじ込みます 奥まで入れておけば結構です
ロックナットを取付けます
ここから玉当りの調整です 指先でシャフトを回し
ガタが無くスムーズに回る所を探します まずガタは
絶体にいけません ゴリゴリと感じるのは締め過ぎです
一般の用途なら何となくボールを感じる位の やや渋めが
良いでしょう
目指す玉当りを見付けたら ハブスパナの 15mm と
モンキーレンチを使いロックナットを決めてしまいます
この写真では、工具同士を引き寄せる方向に使うと
ロックナットが固定されます
調整後にも玉当りの確認をします 一発で決まら無かったら
何度も同じ事を繰り返し自分が納得出来るまで作業を続けます
玉当りの調整が終わればローラーブレーキを
取り付けます
ブレーキ本体は結構しっかりした造りです
ブレーキ本体の黒い部分とハブ本体の凸凹が有る
嵌め合い部分にグリスを塗っておきます
ブレーキをハブに装着します
ブレーキ本体をナットで固定します
ブレーキ本体を固定するナットはモンキーレンチで
強く締め込めば OK です
グリスで汚れた所はウエスで拭いておきます
ブレーキ側 フリー側の両方にチェーン引き ワッシャー
ナットを取付けて完了です
グリスアップ後特有の油脂でのテカリが有ります
整備をしましたよ、と言う雰囲気が出ています
分解整備前には玉当りに少しガタが出ていました
それを調整する事で しっかりしたホイールに
生まれ変わりました このホイール、まだまだ使えます
25年間ほとんど毎日使い続けたホイールですが 前輪も含め回転部分にほとんど
ダメージが無いのが意外でした フリーの爪が割れていましたがそれ以外のパーツは
全て再利用です 後ろハブには Shimano FH-AR30 の刻印 凄い部品だと思います
前回の作業 【 フリーホイールの修理 良く出来たと思います 】
次の作業 【 一般車の ペダル整備と 駄目なペダル 】