組立て中の街乗りピストに特殊コートが施されたチェーンを取り付けます チェーンは IZUMI V
NJS 認可部品です 作業の様子を是非ご覧下さい
組立てを進めている MAKINO のトラックフレームを使った 街乗り用の固定ギア自転車です
今回は新しく用意したチェーンを取り付けます
このチェーンは自転車のポジションを出す為に仮付けしています
IZUMI の廉価なチェーンですが 11年使ってもとても良い状態を
保っています
ここに有るのは全て 厚歯用と呼ばれる 1/2 × 1/8 と言う
規格の物です
実は今回使う予定をしていたのは 先ほど 11年使ったと書いたのと
同じこのチェーンを用意していました SP410NP と言うスタンダードな
チェーンですが耐久性は抜群です
しかし今回、私が新しい自転車を組んでいる事を知った友人が
特殊コートを施したチェーンを送ってくれました
このアウタープレートが金色のチェーンの商品名は IZUMI V
やはり競輪競走で使う事が許された NJS 認可部品です
このチェーンに施された特殊コートはモータースポーツ関連の
会社が 開発中の物でまだ商品化はされていません
さて自転車をメンテスタンドに乗せ 工具等も用意しました
今のチェーンを外します ジョイント部にはクリップタイプの
マスターリンクが使われています
クリップタイプのリンクを外す為の専用工具です
HOZAN P-220 チェーンプライヤーです
独特な先端をした工具でピンを外し チェーンを切ります
しかしこの工具を使わなくてもラジオペンチ等でも作業は
出来ます
チェーンが外れました このチェーンは 仮付けをする前に
良い状態に整備はしてあります これは又保管しておきます
新しいチェーンの為に大ギアの掃除もしておきます
今回メンテスタンドを選んだのは 自分が求めるホイールの
固定位置や チェーンの張り調整をする時にホイールを前後に
移動し易い事も有りこれにしています
一旦ハブナットを緩め ホイールを一番前に送っておきます
使う工具は 15mm レンチです
チェーンの用意をしましょう
NJS 認可チェーンの接続部は全てボルトとナットが使われ
その部分のアウタープレートの色が変えて有ります
ナットをプライヤー等を使い外します もしスパナを
使うなら 6mm です
チェーンボルトをマイナスドライバーで外します
この様にアウタープレートにねじ込む先端だけにネジが
切られています 理屈を考えるとこれはとても大切な事です
自転車の前ギアと後ろの小ギアにチェーンを掛け これから
チェーンの長さを決めます 後輪の位置は自分が固定したい
位置に概ね合わせておきます
チェーンを合わせてみます 自分が求める位置なら
半駒を使った方が良さそうです
チェーンの小物を入れているケースに半駒も入っています
これが半コマと言うパーツです 一つの部品でアウターと
インナーリンクの両方の巾を備えています
チェーンに半コマを取り付けて長さを確認します 長さは
これで大丈夫です
長さが決まったのでチェーンを切ります 使う工具は
チェーンカッターです
チェーンピンの中心に工具の矢をセットしてから ハンドルを回しチェーンピンを押し出します
これは TOPEAKE トピーク ALL SPEEDS CHAIN TOOL 使い易くしっかりした工具です
チェーンを切りました
チェーンをギアに掛け繋ぎました この半コマの使い方は
競輪競走では決まっています、日本競輪選手養成所の授業で
学ぶらしいです その方法は末尾にリンクを貼りましょう
繋ぎの最後はプライヤーとマイナスドライバーを使い
チェーンボルトとナットを緩まない様に締め込みます
チェーンを繋ぎ終わりました 後輪の固定位置も私が求めていた
場所に収まっています
この位置にも意味が有り試合に使うならもう少しバックを詰めても
良い(前位置)のですが そうすると 街乗りでパンクをした時に
車輪を外す為に チェーンを切る必要が出て来ます、それを避ける
為にこの位置を選んでいます
チェーンの張り調整をする前にオイルを塗布します 選んだのは
高性能な SPIN スピンオイルです
オイルの量は高速で回転させても飛散しない程度で
多目にしています
チェーン関係の工具類は一旦片付けます
半コマを使ったチェーンの繋ぎはこの様になっています
競輪選手の方達がされる方法に習っています
チェーンの張り調整 これは凄く微妙な調整が必要です
何処かで妥協すればそれまでですが それが出来ない場合
延々と調整が続きます 今回は 30分掛かっても自分が思う
調整が出来ませんでした ドツボにはまる と言う奴です
普段はチェーン引きは使わないのですが 今回はこれに
助けてもらい微調整を行います
一旦車輪を外し ハブナットも外しました
チェーン引きをハブシャフトに取り付けます これには
方向が有ります ※ 左右に取り付けています
チェーン引きの取り付け位置は 外からハブナット リアエンド
チェーン引き ハブのロックナットの順です
後ろのナットを締めたり緩めたりして 車輪の位置を決めます
ナットには 10mm の工具を使います
チェーンの張り調整が終わったのでメンテスタンドから
降ろしました 最後の微妙な調整はおそらく 1mm 以下の
調整です
チェーンは緩めに張っています 街乗りではこの方が楽に感じます
かと言って緩くてチェーンが前ギアから外れるのは困ります その
辺りの調整に手間取っていました
街乗りの自転車の為に随分チェーンの取り付けに時間を掛けましたが 実はこのコート処理を
する事で、全国大会で優勝レベルの選手が使うと、最高速度が 2km/h 伸びたと言う事です
そんな事も有り未処理のチェーンとの違いを感じたくてオイルも試合用の物を選んでいます
これを試乗した結果は又違う記事でご紹介させて頂きます 今は 凄いチェーンだ!とだけ
書いておきます もう少しで完成ですがどうぞ最後までお付き合い下さい
半コマの過去記事です 【 チェーン 半コマの使い方 】
前回の記事 【 ホイールを取り付ける 街乗りピスト 】
NJS 認可部品です 作業の様子を是非ご覧下さい
組立てを進めている MAKINO のトラックフレームを使った 街乗り用の固定ギア自転車です
今回は新しく用意したチェーンを取り付けます
このチェーンは自転車のポジションを出す為に仮付けしています
IZUMI の廉価なチェーンですが 11年使ってもとても良い状態を
保っています
ここに有るのは全て 厚歯用と呼ばれる 1/2 × 1/8 と言う
規格の物です
実は今回使う予定をしていたのは 先ほど 11年使ったと書いたのと
同じこのチェーンを用意していました SP410NP と言うスタンダードな
チェーンですが耐久性は抜群です
しかし今回、私が新しい自転車を組んでいる事を知った友人が
特殊コートを施したチェーンを送ってくれました
このアウタープレートが金色のチェーンの商品名は IZUMI V
やはり競輪競走で使う事が許された NJS 認可部品です
このチェーンに施された特殊コートはモータースポーツ関連の
会社が 開発中の物でまだ商品化はされていません
さて自転車をメンテスタンドに乗せ 工具等も用意しました
今のチェーンを外します ジョイント部にはクリップタイプの
マスターリンクが使われています
クリップタイプのリンクを外す為の専用工具です
HOZAN P-220 チェーンプライヤーです
独特な先端をした工具でピンを外し チェーンを切ります
しかしこの工具を使わなくてもラジオペンチ等でも作業は
出来ます
チェーンが外れました このチェーンは 仮付けをする前に
良い状態に整備はしてあります これは又保管しておきます
新しいチェーンの為に大ギアの掃除もしておきます
今回メンテスタンドを選んだのは 自分が求めるホイールの
固定位置や チェーンの張り調整をする時にホイールを前後に
移動し易い事も有りこれにしています
一旦ハブナットを緩め ホイールを一番前に送っておきます
使う工具は 15mm レンチです
チェーンの用意をしましょう
NJS 認可チェーンの接続部は全てボルトとナットが使われ
その部分のアウタープレートの色が変えて有ります
ナットをプライヤー等を使い外します もしスパナを
使うなら 6mm です
チェーンボルトをマイナスドライバーで外します
この様にアウタープレートにねじ込む先端だけにネジが
切られています 理屈を考えるとこれはとても大切な事です
自転車の前ギアと後ろの小ギアにチェーンを掛け これから
チェーンの長さを決めます 後輪の位置は自分が固定したい
位置に概ね合わせておきます
チェーンを合わせてみます 自分が求める位置なら
半駒を使った方が良さそうです
チェーンの小物を入れているケースに半駒も入っています
これが半コマと言うパーツです 一つの部品でアウターと
インナーリンクの両方の巾を備えています
チェーンに半コマを取り付けて長さを確認します 長さは
これで大丈夫です
長さが決まったのでチェーンを切ります 使う工具は
チェーンカッターです
チェーンピンの中心に工具の矢をセットしてから ハンドルを回しチェーンピンを押し出します
これは TOPEAKE トピーク ALL SPEEDS CHAIN TOOL 使い易くしっかりした工具です
チェーンを切りました
チェーンをギアに掛け繋ぎました この半コマの使い方は
競輪競走では決まっています、日本競輪選手養成所の授業で
学ぶらしいです その方法は末尾にリンクを貼りましょう
繋ぎの最後はプライヤーとマイナスドライバーを使い
チェーンボルトとナットを緩まない様に締め込みます
チェーンを繋ぎ終わりました 後輪の固定位置も私が求めていた
場所に収まっています
この位置にも意味が有り試合に使うならもう少しバックを詰めても
良い(前位置)のですが そうすると 街乗りでパンクをした時に
車輪を外す為に チェーンを切る必要が出て来ます、それを避ける
為にこの位置を選んでいます
チェーンの張り調整をする前にオイルを塗布します 選んだのは
高性能な SPIN スピンオイルです
オイルの量は高速で回転させても飛散しない程度で
多目にしています
チェーン関係の工具類は一旦片付けます
半コマを使ったチェーンの繋ぎはこの様になっています
競輪選手の方達がされる方法に習っています
チェーンの張り調整 これは凄く微妙な調整が必要です
何処かで妥協すればそれまでですが それが出来ない場合
延々と調整が続きます 今回は 30分掛かっても自分が思う
調整が出来ませんでした ドツボにはまる と言う奴です
普段はチェーン引きは使わないのですが 今回はこれに
助けてもらい微調整を行います
一旦車輪を外し ハブナットも外しました
チェーン引きをハブシャフトに取り付けます これには
方向が有ります ※ 左右に取り付けています
チェーン引きの取り付け位置は 外からハブナット リアエンド
チェーン引き ハブのロックナットの順です
後ろのナットを締めたり緩めたりして 車輪の位置を決めます
ナットには 10mm の工具を使います
チェーンの張り調整が終わったのでメンテスタンドから
降ろしました 最後の微妙な調整はおそらく 1mm 以下の
調整です
チェーンは緩めに張っています 街乗りではこの方が楽に感じます
かと言って緩くてチェーンが前ギアから外れるのは困ります その
辺りの調整に手間取っていました
街乗りの自転車の為に随分チェーンの取り付けに時間を掛けましたが 実はこのコート処理を
する事で、全国大会で優勝レベルの選手が使うと、最高速度が 2km/h 伸びたと言う事です
そんな事も有り未処理のチェーンとの違いを感じたくてオイルも試合用の物を選んでいます
これを試乗した結果は又違う記事でご紹介させて頂きます 今は 凄いチェーンだ!とだけ
書いておきます もう少しで完成ですがどうぞ最後までお付き合い下さい
半コマの過去記事です 【 チェーン 半コマの使い方 】
前回の記事 【 ホイールを取り付ける 街乗りピスト 】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます