Campagnolo カンパニョーロのペダル SUPER LEGGERI スーパーレゲロのグリスアップを行います
まずは分解作業の様子をご紹介させて頂きます
カンパニョーロ スーパーレゲロは 1974年に発売された プレートが軽合金のペダルです
ここまでに外部の油脂汚れを落としアルミの素肌の部分を磨き今は良い艶が出ています
今回はこのペダルのグリスアップを行います
この軽合金のペダルが出るまではプレートが鉄で出来た
RECORD レコードでした 使い比べるとその使用感が
全く異なります
メンテナンスをする為の用意をしました
どちらもカンパニョーロのグリスですが 白い容器の方は
おそらく 60年前には存在したカンパグリスで 下の黒い容器は
10年程前に発売された LB100 ですが この 2つは全くの別物です
今は両方共 手に入れるのは困難です
まずはこのペダルキャップを外します
Campagnolo の純正工具も有りますが この三ヶ島製作所
の工具が問題なく使えます
CAP SPANNER キャップスパナと言う名称で
価格は450円です オールドカンパのペダルを
お持ちの方は是非用意しておくと良いですね
キャップのギザギザに合せて工具を使います キャップに
傷を付ける事もなく、安心感も有ります
キャップを外しました ※ 正ネジです
樹脂にメッキがされています
先日からこのペダルを触っていてかなり調子の良い回転をしていました
その手応えから昔のカンパグリスを使っているんじゃないかと思って
いましたが、やはりそれは当りでした 間違い無くピーナッツグリスです
分解を進めます 一番外側のロックナットを外します
ナットには 11mm のスパナを使います もう一つ
モンキーレンチを使います
モンキーレンチはペダルのシャフト部分 ペダルをクランクに
脱着する時、工具を掛ける所に使います
モンキーとスパナはこの様に使い モンキーを保持し
スパナを下方向に回してロックナットを緩めます
※ 正ネジです
締まっていたロックナットが緩みました
取り外したロックナットです 綺麗な部品です
次はこの玉押しに埋まっている 舌付きワッシャーを外します
何か先の細い物を用意します これは何でも結構です私が使って
いるのはソルダーエイドです
そんなに難しい作業では有りません 潤滑剤でへばり付いて
いるのでそれの縁を切ってやると外れます
玉押しです 先程のワッシャーが埋まる様にその部分を
凹ましてあります この玉押しを外しましょう
指先で回し難い時は 13mm のスパナを使います
玉押しの上面はペダル本体より下に有るので スパナは
やや立て気味に使います
玉押しを外しました
玉押しです 綺麗な作りのパーツです 後ほど洗浄します
ここからはスチールボールを出して行きます これは良く
落とすので細心の注意をしながら作業を進めます まずは
シャフトです
シャフトを引き抜きました ただ差し込んで有るだけです
抵抗も無く抜けます
玉受けの状態です まだスチールボールが残っています
シャフトには錆も無く良い状態です グリスのこの色が
ピーナッツグリスと言われる所以です
両方のボールを取り出して分解は完了です 何度も言いますが
ボールは無くさない様に注意して下さい
反対側のペダルも同じ手順で分解を始めます 今度のペダルは
右側ですがネジは全て正ネジです
今回使った工具類 上からキャップスパナ モンキーレンチ 11mm スパナ
13mm スパナ ソルダーエイド です
左右のペダルの分解が終わりました 分解前からかなり調子の良いペダルだと感じています
カンパニョーロでもやはり手応えの悪い奴も存在します、これは新品の時にも感じるので
当りに出会った時は嬉しいですね
川原に咲いていた名前もしらない草花です みどりが綺麗な日でした
今回は分解までにしておきます 次は各パーツの洗浄を行います 次回も是非
お付き合い下さい
前回の作業 【 Campagnolo SUPER LEGGERI ペダルを磨く 】
まずは分解作業の様子をご紹介させて頂きます
カンパニョーロ スーパーレゲロは 1974年に発売された プレートが軽合金のペダルです
ここまでに外部の油脂汚れを落としアルミの素肌の部分を磨き今は良い艶が出ています
今回はこのペダルのグリスアップを行います
この軽合金のペダルが出るまではプレートが鉄で出来た
RECORD レコードでした 使い比べるとその使用感が
全く異なります
メンテナンスをする為の用意をしました
どちらもカンパニョーロのグリスですが 白い容器の方は
おそらく 60年前には存在したカンパグリスで 下の黒い容器は
10年程前に発売された LB100 ですが この 2つは全くの別物です
今は両方共 手に入れるのは困難です
まずはこのペダルキャップを外します
Campagnolo の純正工具も有りますが この三ヶ島製作所
の工具が問題なく使えます
CAP SPANNER キャップスパナと言う名称で
価格は450円です オールドカンパのペダルを
お持ちの方は是非用意しておくと良いですね
キャップのギザギザに合せて工具を使います キャップに
傷を付ける事もなく、安心感も有ります
キャップを外しました ※ 正ネジです
樹脂にメッキがされています
先日からこのペダルを触っていてかなり調子の良い回転をしていました
その手応えから昔のカンパグリスを使っているんじゃないかと思って
いましたが、やはりそれは当りでした 間違い無くピーナッツグリスです
分解を進めます 一番外側のロックナットを外します
ナットには 11mm のスパナを使います もう一つ
モンキーレンチを使います
モンキーレンチはペダルのシャフト部分 ペダルをクランクに
脱着する時、工具を掛ける所に使います
モンキーとスパナはこの様に使い モンキーを保持し
スパナを下方向に回してロックナットを緩めます
※ 正ネジです
締まっていたロックナットが緩みました
取り外したロックナットです 綺麗な部品です
次はこの玉押しに埋まっている 舌付きワッシャーを外します
何か先の細い物を用意します これは何でも結構です私が使って
いるのはソルダーエイドです
そんなに難しい作業では有りません 潤滑剤でへばり付いて
いるのでそれの縁を切ってやると外れます
玉押しです 先程のワッシャーが埋まる様にその部分を
凹ましてあります この玉押しを外しましょう
指先で回し難い時は 13mm のスパナを使います
玉押しの上面はペダル本体より下に有るので スパナは
やや立て気味に使います
玉押しを外しました
玉押しです 綺麗な作りのパーツです 後ほど洗浄します
ここからはスチールボールを出して行きます これは良く
落とすので細心の注意をしながら作業を進めます まずは
シャフトです
シャフトを引き抜きました ただ差し込んで有るだけです
抵抗も無く抜けます
玉受けの状態です まだスチールボールが残っています
シャフトには錆も無く良い状態です グリスのこの色が
ピーナッツグリスと言われる所以です
両方のボールを取り出して分解は完了です 何度も言いますが
ボールは無くさない様に注意して下さい
反対側のペダルも同じ手順で分解を始めます 今度のペダルは
右側ですがネジは全て正ネジです
今回使った工具類 上からキャップスパナ モンキーレンチ 11mm スパナ
13mm スパナ ソルダーエイド です
左右のペダルの分解が終わりました 分解前からかなり調子の良いペダルだと感じています
カンパニョーロでもやはり手応えの悪い奴も存在します、これは新品の時にも感じるので
当りに出会った時は嬉しいですね
川原に咲いていた名前もしらない草花です みどりが綺麗な日でした
今回は分解までにしておきます 次は各パーツの洗浄を行います 次回も是非
お付き合い下さい
前回の作業 【 Campagnolo SUPER LEGGERI ペダルを磨く 】
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