私にとっては初めての試み 自転車のサドルその革の張替えを
してみました これもビバロのピストに使われていたサドルの
復旧作業の一部です 何事もチャレンジ・・・
レストアを進めている VIVALO ビバロに使われているサドル
UNICA NITOR 自転車競技者が良く使った定番サドルです
CINELLI チネリのロゴ入り 全く同じ物でもチネリのマークの
入っていない物が多くこの意味は良く知らない
長年放置され 表の革はご覧の通り これを復旧させる知識も
腕も私には有りません
取り合えず革を剥がしてみましょう この革をめくるのは初めて
中のクッション材に前から興味が有った どんな物を使っている
んだろう そして革はどの様に貼っているんだろう・・
革を全部剥がしました 少々気味が悪い これが落ちていても
誰も拾わないだろうな(笑)
クッション材はやや固めのスポンジの様な物 革の接着は
特別な接着剤では無い感じ ただ革を貼る工程が少し想像
出来る 実はこれがこの後の作業に役立つ事になる
ここで少し比べたい物が有った 革貼りサドルが発売される以前は
樹脂がむき出しのこのサドルが主流 ユニカが革張りを出したのは
1970年頃じゃなかったかな? 当時はまだクッションが入っていな
かった
今回、革の中身がこの昔から有る樹脂サドルと一緒なのか それを
確認したかったのだが 全く別物でした
表面には 剥がした革の裏革が残っていたので それを
サンドペーパーで落としてみた 接着剤が使われていない
部分が有る これが革貼り作業のヒントじゃ無い?
前回 ALAN アランのロードレーサーのレストアをした時
サドルが同じ様な状態だったが それを復活させる知恵も
技術も無かったので 安易に新しいサドルに交換した
それが少し悔しく情けなく思っていた 自分が楽をしただけじゃ
ないのか 何か方法が無かったのかと・・
それで今回は革の張替えをしてやろうと革も用意した
レザークラフトと言うのか 革の扱い、知識は全く有りません
でも敢えて何も調べず 自分が考え付く方法でやってみます
一部どうしても裁縫が必要な部分が有ります 革を必要な大きさ
に切って 裁縫から始めます 私が裁縫道具を買ってる姿は想像
しないように(笑)
この作業が必要なのは サドルの先端部分 縫製後試しに
被せてみます 行けそうです 糸も目立たない色を使いました
選んだ接着剤は 昔から有る G-17 色が黄色く残るので
使う場所によっては避けた方が良いですが 今回は色々と
実績の有るこれを選びました
実際、私の本職の現場でもこの接着剤は良く使われています
この工程で想像出来るのが 前記革を剥がした時、一部接着剤が
使われていない部分が有りました これはおそらく全体に接着剤を
使ってしまうと 職人さんと言えどトップ部分から サイドの巻き込み
部分まで 一発で決めれないからじゃないでしょうか
革を引っ張りながらの貼り付け作業 トップ部分とサイド部分
2回に分けて接着剤を使う事にしました
接着部はローラーで良く押え 巻き込みの裏側は最後に
切り取りました
革の張替えが終わった ユニカのサドル 一番難しいだろうと
思っていた 先端の処理も上手く行きました
先日手入れをした DURA-ACE デュラのピラーに付けてみましょう
この色を選んだのは自転車の組み上がりを考えての事 白の革も
捨て難たかったのですが あまり良い革が有りませんでした
befor after
使える状態になりましたよね 自信が無く今迄躊躇していたサドルの革貼り
本来の自転車整備とは関係の無い作業ですが 一度はしてみたい作業でした
自転車に限らず何事も自身でやってみる事は大切ですね 失敗しても良いじゃ
ない それがなければ進歩が無い 職人さんも最初はボウズなんだから・・・
ちょっと嬉しい一日でした
してみました これもビバロのピストに使われていたサドルの
復旧作業の一部です 何事もチャレンジ・・・
レストアを進めている VIVALO ビバロに使われているサドル
UNICA NITOR 自転車競技者が良く使った定番サドルです
CINELLI チネリのロゴ入り 全く同じ物でもチネリのマークの
入っていない物が多くこの意味は良く知らない
長年放置され 表の革はご覧の通り これを復旧させる知識も
腕も私には有りません
取り合えず革を剥がしてみましょう この革をめくるのは初めて
中のクッション材に前から興味が有った どんな物を使っている
んだろう そして革はどの様に貼っているんだろう・・
革を全部剥がしました 少々気味が悪い これが落ちていても
誰も拾わないだろうな(笑)
クッション材はやや固めのスポンジの様な物 革の接着は
特別な接着剤では無い感じ ただ革を貼る工程が少し想像
出来る 実はこれがこの後の作業に役立つ事になる
ここで少し比べたい物が有った 革貼りサドルが発売される以前は
樹脂がむき出しのこのサドルが主流 ユニカが革張りを出したのは
1970年頃じゃなかったかな? 当時はまだクッションが入っていな
かった
今回、革の中身がこの昔から有る樹脂サドルと一緒なのか それを
確認したかったのだが 全く別物でした
表面には 剥がした革の裏革が残っていたので それを
サンドペーパーで落としてみた 接着剤が使われていない
部分が有る これが革貼り作業のヒントじゃ無い?
前回 ALAN アランのロードレーサーのレストアをした時
サドルが同じ様な状態だったが それを復活させる知恵も
技術も無かったので 安易に新しいサドルに交換した
それが少し悔しく情けなく思っていた 自分が楽をしただけじゃ
ないのか 何か方法が無かったのかと・・
それで今回は革の張替えをしてやろうと革も用意した
レザークラフトと言うのか 革の扱い、知識は全く有りません
でも敢えて何も調べず 自分が考え付く方法でやってみます
一部どうしても裁縫が必要な部分が有ります 革を必要な大きさ
に切って 裁縫から始めます 私が裁縫道具を買ってる姿は想像
しないように(笑)
この作業が必要なのは サドルの先端部分 縫製後試しに
被せてみます 行けそうです 糸も目立たない色を使いました
選んだ接着剤は 昔から有る G-17 色が黄色く残るので
使う場所によっては避けた方が良いですが 今回は色々と
実績の有るこれを選びました
実際、私の本職の現場でもこの接着剤は良く使われています
この工程で想像出来るのが 前記革を剥がした時、一部接着剤が
使われていない部分が有りました これはおそらく全体に接着剤を
使ってしまうと 職人さんと言えどトップ部分から サイドの巻き込み
部分まで 一発で決めれないからじゃないでしょうか
革を引っ張りながらの貼り付け作業 トップ部分とサイド部分
2回に分けて接着剤を使う事にしました
接着部はローラーで良く押え 巻き込みの裏側は最後に
切り取りました
革の張替えが終わった ユニカのサドル 一番難しいだろうと
思っていた 先端の処理も上手く行きました
先日手入れをした DURA-ACE デュラのピラーに付けてみましょう
この色を選んだのは自転車の組み上がりを考えての事 白の革も
捨て難たかったのですが あまり良い革が有りませんでした
befor after
使える状態になりましたよね 自信が無く今迄躊躇していたサドルの革貼り
本来の自転車整備とは関係の無い作業ですが 一度はしてみたい作業でした
自転車に限らず何事も自身でやってみる事は大切ですね 失敗しても良いじゃ
ない それがなければ進歩が無い 職人さんも最初はボウズなんだから・・・
ちょっと嬉しい一日でした
この様な記事がお役にたって良かったです
この頃は色々な事をしていたんだなと、懐かしく思います
参考にさせていただきましたm(__)m
Facebookにもシェア…させていただきましたm(__)m
6年程前の懐かしい記事です
この頃って続けて自転車のフルレストアをしていた時期で色々な事を試しました
そんな中でもこの様に接着剤を使う作業は難しい部類になりますね
まだUNICA のサドルが幾つか有るので又貼り換えようかなと思っていた処です
上手く行って良かったですね わざわざ有難うございました
ありがとうございます。
サドル張替で検索をかけると出てきましたね。
Kinoさんはなんでもできるのですね。
さてサドル張替にチャレンジしてみました。2回ほど失敗してなんとかできましたよ。
このDIYは愛着湧きますね。
それに自信が無かったので今まで手を付けませんでした
でも以前からやってみたい工作でした まあなんとかなるさ でやってみると案外上手く行き
やった本人が驚いています(笑)
サドルのオーダー
フレームの寸法の様に 数字で依頼し難いものなので
オーダーをするのも難しいでしょうね
ここまでできれば完璧ですね。
前から作りたいなぁと思っている、例のatkという大阪のサドル屋さんですが、こういった既製品の革の新調もしてくれるんです。
専門家だけあって、このサドルトップに使われる革が尻の座り具合に影響することをすごくよく考え、皮革を売ってくれる会社とかけあってなんだかすごくいい高級革を卸してもらっているみたいです。
ますます作ってみたい!w
有り難うございます
特に知識も技術の無いまま どうにかなるだろう エイヤーです(笑)
どんな物でも誰かの手に依るものだし
その誰かが 私であっても良いよな と言い聞かせて 突貫精神で着手しています
Kinoさんは知識も経験も豊富ですが、何よりもチャレンジ精神が成功を引き寄せるんでしょうね。
記事を観てると「俺にもできるんじゃないか?」と思ってしまいます。
まだ先の事になりそうですが、僕も挑戦してみます。
革の手当ては何処ですれば良いんだ? からのスタートでした
自転車部品はあまり派手な物は使わない様にしていますが
お遊びの自転車なら サドルを自転車に合わせカスタマイズをするのも
良いアクセントになりそうですね
やる以上は随分真剣にやりました こんな些細な事でも
少々嬉しい出来事でした
さすが・・ 有難うございます
なにしろ全く初めての挑戦、失敗覚悟で挑みましたが
思いの外上手く行きました まだ同じサドルが数個あるので またチャレンジしてみます
でも自転車本体意外の作業って個性が出せて楽しいですね。
私も、自身でサドルの革を張り替えた
ことがありますが、こんなに上手くなかったです。
尊敬します!!