ケミカル用品を多く出している Wako's ワコーズのフィルタークリーナーの洗浄力を
改めて確認してみました どの様な優れた物でもその性質と言う物が有ります 今回は
その辺りを見てみましょう
私の自転車整備で度々登場するフィルタークリーナーですが 2010年8月に初めて
紹介した時は凄い反響でした それ以降使い慣れた商品で当り前の様に使っています
それでも改めてどの程度オイルを落してくれるのか見てみましょう
このステンレスのパレットはチェーンオイルとして
それぞれの性格を確かめようと何種類かのオイルを
塗布し粘度や耐水性を試した時の物です
その時の事は何回かに分けてブログの記事にもさせて頂いています
2018.7.15 の日付ですので オイルを塗布後 3ヶ月強経っています
このパレットを綺麗にする為についでに思い立った今回の検証です
フィルタークリーナーをパレットに適量垂らし 刷毛で洗車の時の様に
パレットに塗り拡げています
オイルが洗車の時の様に汚れている訳では無いので
全体にクリーナーが塗布されたのが解る程度です
クリーナーの次は水を用意しました 普段と同じ様に
水で洗い流してみましょう
ボトルの中は水道水です これをパレットにスプレーします
クリーナーが水に依って乳化して白く白濁します
チェーンでは余り気が付きませんでしたが 水が良く掛った所と
そうでない部分で幾らか状態が違います
特に擦った訳では有りませんが このスプレーだけで
見た目は綺麗になっています
指で触れたりして良く観察すると まだ完全に油脂分は落ちていません
自転車のチェーンの洗浄で 洗浄後も同じオイルを使うならこの状態は
返って好ましく思います 洗浄前の油膜と言う事ですから敢えて落す
必要は無いかと思います
だけど今回の目的はパレットの掃除と美化ですから もう一度
洗剤を使います 環境に優しいと言われるシンプルグリーンです
シンプルグリーンを希釈した物をスプレーします
特に擦る事なく洗剤を水で洗い流しました
今回は パレットばかりで色のメリハリが無くて
面白く無いですね すみません・・・
他のパレットも同じ様に進めて行きます
水の後でシンプルグリーンをスプレーします
洗剤を水で洗い流します 一応の目的はここまでです
水を使う行程はここまでにします
最終的に下水に流れますが 充分な水を使いクリーナーを
乳化し中和させてしまいます
パレットの水を良く拭き取ります
ご覧頂いた様にオイルの洗浄をしましたが パレットにはまだ
オイルの輪郭が残っています 洗浄する時に感じていたのですが
やはりオイルに依って洗浄される度合いが違う様です
オイルの残留分はパーツクリーナーを使う事にします
パーツクリーナーをスプレーしウエスで擦るとオイルの輪郭は
取れました でも結構時間を掛けて拭き取った結果です
オイルの皮膜って結構強いと感じました
次の整備に使う為にマスキングテープも剥しました
糊が残っています
テープの糊もパーツクリーナーで綺麗にしました
これで次の整備に使うまで保管しておきます
自転車の整備をする為の道具が汚れていては良い整備が出来ませんよね
今回は今迄使って感じて来た事の復習みたいな部分も有りますが
フィルタークリーナーは油脂分を完全に除去してしまわない事
クリーナーを残留させないためには 有る程度の水圧と水量が必要な事
オイルに依りその効果が違うと言う事 これはオイルには油膜の強弱が有ると言う事
そんな処を感じる事が出来た確認作業でした もう製造されずに廃番になった商品で
今更感は有りますが手元の在庫が有る間は丁寧に使ってやりたいと思います
改めて確認してみました どの様な優れた物でもその性質と言う物が有ります 今回は
その辺りを見てみましょう
私の自転車整備で度々登場するフィルタークリーナーですが 2010年8月に初めて
紹介した時は凄い反響でした それ以降使い慣れた商品で当り前の様に使っています
それでも改めてどの程度オイルを落してくれるのか見てみましょう
このステンレスのパレットはチェーンオイルとして
それぞれの性格を確かめようと何種類かのオイルを
塗布し粘度や耐水性を試した時の物です
その時の事は何回かに分けてブログの記事にもさせて頂いています
2018.7.15 の日付ですので オイルを塗布後 3ヶ月強経っています
このパレットを綺麗にする為についでに思い立った今回の検証です
フィルタークリーナーをパレットに適量垂らし 刷毛で洗車の時の様に
パレットに塗り拡げています
オイルが洗車の時の様に汚れている訳では無いので
全体にクリーナーが塗布されたのが解る程度です
クリーナーの次は水を用意しました 普段と同じ様に
水で洗い流してみましょう
ボトルの中は水道水です これをパレットにスプレーします
クリーナーが水に依って乳化して白く白濁します
チェーンでは余り気が付きませんでしたが 水が良く掛った所と
そうでない部分で幾らか状態が違います
特に擦った訳では有りませんが このスプレーだけで
見た目は綺麗になっています
指で触れたりして良く観察すると まだ完全に油脂分は落ちていません
自転車のチェーンの洗浄で 洗浄後も同じオイルを使うならこの状態は
返って好ましく思います 洗浄前の油膜と言う事ですから敢えて落す
必要は無いかと思います
だけど今回の目的はパレットの掃除と美化ですから もう一度
洗剤を使います 環境に優しいと言われるシンプルグリーンです
シンプルグリーンを希釈した物をスプレーします
特に擦る事なく洗剤を水で洗い流しました
今回は パレットばかりで色のメリハリが無くて
面白く無いですね すみません・・・
他のパレットも同じ様に進めて行きます
水の後でシンプルグリーンをスプレーします
洗剤を水で洗い流します 一応の目的はここまでです
水を使う行程はここまでにします
最終的に下水に流れますが 充分な水を使いクリーナーを
乳化し中和させてしまいます
パレットの水を良く拭き取ります
ご覧頂いた様にオイルの洗浄をしましたが パレットにはまだ
オイルの輪郭が残っています 洗浄する時に感じていたのですが
やはりオイルに依って洗浄される度合いが違う様です
オイルの残留分はパーツクリーナーを使う事にします
パーツクリーナーをスプレーしウエスで擦るとオイルの輪郭は
取れました でも結構時間を掛けて拭き取った結果です
オイルの皮膜って結構強いと感じました
次の整備に使う為にマスキングテープも剥しました
糊が残っています
テープの糊もパーツクリーナーで綺麗にしました
これで次の整備に使うまで保管しておきます
自転車の整備をする為の道具が汚れていては良い整備が出来ませんよね
今回は今迄使って感じて来た事の復習みたいな部分も有りますが
フィルタークリーナーは油脂分を完全に除去してしまわない事
クリーナーを残留させないためには 有る程度の水圧と水量が必要な事
オイルに依りその効果が違うと言う事 これはオイルには油膜の強弱が有ると言う事
そんな処を感じる事が出来た確認作業でした もう製造されずに廃番になった商品で
今更感は有りますが手元の在庫が有る間は丁寧に使ってやりたいと思います
AZ社からもフィルタークリーナーは販売されており、こちらの方が安く大きな違いも感じられないので1度試してはどうでしょうか。
その商品が有る事は承知しております 発売された当初に使ってみた知人も居てます 説明が難しいのですが私自身、それを試そうと言う気に今はなっておりません
今後その気になれば是非試させて頂きます ご提案を有難うございました
先日、ロードバイクのリアブレーキがフレームの後ろ三角内に前輪と同じ方向に取り付けられている自転車を見ました。初めて見たので少し驚いてしまいましたが、何か意味があるのでしょうか?
汚れにくいとか、ワイヤーのスムーズさや長さ、とかサドルバックが着けやすいとか、間違えて前輪用を2つ買ってしまった(笑)とか?
kino様の考察をお聞きしたいです。
仰っている自転車がどの様な物か観察しなければ分りませんが
ブレーキの前後の構造は 私が使っている BR-6800 であればシャフトの長さの違いで それ以外は同じです これは他の多くのブレーキにも言える事です
通常のフレームで有れば シートブリッジにはシャフトが長くてフロントブレーキはリアには取付け出来ません
またリア用のブレーキで有っても枕頭ナットを使うため ナット側に座グリが必要です 依ってフレーム自身がその方向に取り付ける設計で有ったと考えるのが普通ですね
それを無視してあえて自分の意図で逆向けにしているのであれば その人の考え方まで私には解りません
フレーム自体にその様な工作がされているので有れば 空気抵抗の低減が目的と言う処でしょうか・・
その方はリアキャリアとかはつけていなかったのですが、色々ググってみると海外の方でリアキャリアとの干渉を避けて前側につける人もいらっしゃるみたいでした。
汚れ具合とかが減るならオーダーで自転車を作るときに考えてみようかななんて思い巡らせました。
が・・・仕事・自転車に対する丁寧で確実な作業に、こちらから一方的に共感してファンになりました。
もう製造されずに廃番になった商品「Wako's ワコーズのフィルタークリーナー」
Kinoさんが次にどの商品を使用されるのか?興味深いです。
あえてこの時代にクロモリを選ぶのは乗り手の拘りや嗜好が反映されているのかも分りませんね
私が買い置きしているフィルタークリーナーも今の使用状況であれば まだ1年以上は使えるかと思います
これに類似したものが AZ から発売されもう数年経ちます
その後水で洗い流せるタイプの物が新たに他社からも出ています その中にはこれは良いかも?と思わせてくれる物も有ります
知り合いのメカニックには新商品を使っている人も居るので その使用感やコストを考えながら長く使える物を選びたいと思います
色々と試す事になるかも分りませんが またブログでご紹介させて頂きます