Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ブレーキレバーの交換をします

2016-10-11 20:20:08 | ピスト
私が普段の脚に使っているお買い物自転車のブレーキレバーを交換します
やっている間に色々と仕事が増えて行きますが、それもまた楽しい作業です





私が普段の脚に使っている自転車です お買い物用と言っていますが
昔使っていた 40年以上経った部品を寄せ集めた踏切り自転車です






これに使っているブレーキレバーの具合が 
悪くなって来ました






ブレーキレバーの取付け部にヒビが入っています
これは危ないですね 交換します






新しいブレーキレバーを買って来ました
ご婦人用自転車や普通自転車の物でも良かったのですが
少しだけお洒落な奴にしました でもこれも古い在庫で
調べてももう出て来ません(笑)






どの様な部品なのか色々と観察していると 左右でこの
小さなネジの締め具合の違いに気が付きました 何故なの?






2mm のアーレンキーを使います






とても小さなイモネジです 先の一山位しか掛って
いませんでした






レバーの握り代の調整ネジなんでしょうか この程度
ねじ込んでも何の変化も有りません これで両方が
揃ったのでこれで行きます メーカーから出荷された
未使用品でまさかと思いますが、点検って大切ですね






さて予定の仕事に掛ります スピードメーターを
外します






メーターのブラケットも外しました ブレーキレバーの
交換に必要ないだろう? そうですね、ちょっとステムの
交換もしたいので同時に進めていきます






ステムも交換するので簡単に現在のハンドル位置を
確認しておきます これは地面からの高さ






これはサドル先端からグリップエンドまでの距離
今回は何時もの様に完璧に再現する訳では無いので
この程度で良いでしょう






ハンドルグリップを抜きます このタイプのブレーキレバー
併せてステムの交換、このどちらにも必要な作業です
グリップを破棄するのなら、カッターで切ってしまっても
良いのですが今回は再利用出来る様に外します 
それにはコンプレッサーと小道具を使います






グリップが綺麗に抜けました 一瞬です






反対側は少し抵抗され時間が掛りました そんな時も
やり方に依れば綺麗に抜く事も出来ます この方法は
また改めて記事にしましょう(きっと面白いと思います)






さてブレーキレバーを外しますが 前はワイヤーが
短いのでこのままでは外れません 一旦ブレーキ
本体からワイヤーを外します




このブレーキをこうして見ると随分シャフトが
いがんでいるでしょ? フォーククラウンに穴を
開けた時に、穴が斜めに開いています それを
力技でブレーキ本体を曲げて調整しているから
ですね こう言う調整方法は一般車では良くする事です






ブレーキ本体に有るワイヤークランプを緩めます
ブレーキに依り使う工具が違いますが これは 8mmの
メガネを使います ネジの角が弱いので スパナより
こちらの方が良いですね






インナーワイヤーを抜きます このワイヤーも
何度も調整しているのでキンクが出来ています
これも交換しましょう






準備が出来たので いよいよブレーキレバーの
取外しです このハンドル寄りのクランプボルトを
緩めます








ここは 5mm のアーレンキーを使います ※ 正ネジです




レバーをハンドルの外側に引っ張り 抜きます
右側のレバーが外れました






次は左側です 同じレバーの取り外しでも左右で
思惑やその時の状況で多少やり方を変えます








後ろのブレーキは UNINERSAL ユニバーサルを使って
います クイックレリーズを開放しブレーキの遊びを大きく
します






ブレーキ本体からワイヤーを抜かない状態で
ブレーキレバーをハンドルから外します








5mm のアーレンキーでクランプボルトを緩めます
先程は少し抜くのに力が要ったので今回はボルトを
抜いてしまいました




ブレーキレバーの裏側が見易い様にレバーの角度を
変えました




アジャストボルトとナット併せてレバー本体の
切込み部を合せます






一旦ブレーキレバーを握り アウターワイヤーを
引っ張りながらレバーを戻して行きます そうすると
アウターをアジャストボルトから外す事が出来ます
先程後ろのクイックレリーズを開放したのは これを
する為の準備でした




そしてワイヤーと一緒にタイコを外します
こんな方法は 昔は試合で何処へ行くのも輪行袋で
ドロップハンドルのレバーでもこれをするのが当り前でした






左側のブレーキレバーの取り外しも完了です
後ろ側のブレーキワイヤーを抜か無かったのは
クランプネジを何度も触るとインナーワイヤーが
傷むのでそれを避けたかったのも理由の一つです




今回はこの後ステムも外し交換します でも文字数も
多くなって来たので続きは次回にさせて頂きます





自転車小屋から少し歩くと柑橘類の畑が有ります ここには色々な種類の物が
栽培されています 見ているとそれぞれの個性が有って面白いですね
次回もどうぞお付き合い下さい 

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サイクルベース あさひ 不思議な 対応

2016-10-08 20:27:05 | よもやま話
自転車の量販店で有名なサイクルベースあさひさんで不思議な経験をしました 
実店舗だけでは無くネットワーキング店と言う通信販売も行っており 大阪市に
本社を置き 東証一部に上場された大きな企業です





今回のあさひさんの不思議な対応は 私がこの BAZOOKA バーズーカと言うメーカーの
ペダルレンチに興味を持った処から始まります これと同様のレンチは他のメーカーからも
大変多く販売されています




例えばこの商品はアルペングループのオリジナル
ブランド IGNIO イグニオで価格が 1380円(税込)
他のメーカーの物も概ね良く似た価格です




色々と調べていると サイクルベースアサヒさんの
ネットワーキング店(以降ネット店と記載します)の
ページが目に留まりました カテゴリー自転車専用工具

バズーカ [BAZOOKA]
ペダルレンチ+14/15ボックスレンチ 「B-307」
メーカー希望小売価格 919円⇒ 10%off
販売価格 826円(税込) 
他の物と比較すると、凄く魅力の有る価格です




工具自体は他のメーカーの物も大変良く似ており
どれを選んでも遜色は有りません ただこの価格に
魅かれました でも急いで欲しい物では無いので
あさひさんのお店の近くに行った時に 実店舗にも
在庫が有るか確認し、有れば購入すれば良いと思って
いました




そして

いよいよ実店舗に行く日が来ました ここからは
実際に有った事を書いて行きます

お彼岸が過ぎた 9月27日にお墓参りに行き、その帰路に有った
実店舗に入りました 店員さんがカウンターで直ぐに対応してくれます 
店: 何かお探しですか? 
私: ネット店で見たバズーカのペダルレンチが欲しいのですが有りますか?
店: すみません バズーカは取り寄せになります
店: 良ければ取り寄せますが どの商品でしょう(とパソコンを見る)
私: ペダルレンチと書かれてますが 14mm 15mm のボックスレンチが付いた物です
店: これですね (と商品を確認する)  
ちょっとお待ち下さいと店員さんが席を離れ 2階へと走る・・




店: これでしたら在庫が有ります と急いで持って来てくれる
私: これは私が思っている物より長く無いですか?
店: さて、ネットの方にも寸法が書かれていないので良く分らないです 
   長い方が良く締まりますよ
私: 長くて締まり過ぎるのも良くないし この価格であれば魅力が無いです
店: 成る程そうですね でも取り寄せはネットの様に 10%引けないんです 
   値引きは 5%になり 870円程になります(1円単位の細かな数字は失念しました)
私: 心の中で (ネット店と実店舗での価格の違いは他でも良く有る事だし
   その差は 50円程だから構わないけど 又取りに来るのがここは遠いな・・)
店: いかが致しましょう、お取り寄せしますか?
私: 有難う 色々と世話を掛けたけど今日は結構です 必要なら又お願いします






その様に丁寧にお断りをしお礼を言ってその日はお店を
後にしました 感じの良い店員さんでした

何故今回の形の工具を欲しいかと言うと このピスト用の
カーボンフレームはバックエンド付近の形状が この様に
なっています






このエンド面が奥に入りシートステーとチェーンステーに
ナットが隠れる様な形状では 従来のメガネレンチや 
スギノやカンパニョーロの15mm レンチが使い難いのです






そんな事でこの様にソケットレンチの首が長い工具が
必要になって来ます






そして後日、自宅から近い、実店舗へ行く事になります
以下そのお店でのやり取りをそのまま書きます

店: いらっしゃいませ何かお探しでしょうか
私: バズーカのペダルレンチで 14mm 15mm のソケットが付いた物で
   あさひさんのネット店に載っている物を欲しいのですが
店: バズーカですか それは・・・(パソコンを触り出す)
店: この商品ですね これは・・・ 原則として店の方では取り寄せ出来ない商品で・・
私: 何? 原則はと言うのはどう言う事ですか?
店: 原則は・・・ お取り寄せが・・・
私: それで取り寄せが出来るのか出来ないのかを聞いているんだけど?
店: 出来ません(歯切れが悪い)
私: あさひさんは 他にも店舗が有りますがこの商品に付いては どこのお店も
   対応は同じですか?
店: はいそうです
私: 実は先日 今と同じ事を他のお店に聞いたら取り寄せをしますと言ってくれました
   その日は結構ですと断って、自宅に近いこちらへ来たのですが 随分対応が違いますね






横で聞いていた 店長と言うネームプレートを付けた人が
店: すみません今日は日曜なので、明日仕入れ先へ連絡をして
   取り寄せ可能か確認します
私: 何か良く分らない話しだけど それでお願いします

と言って申し込み伝票の様な物を書いてこのお店を後にしました
最初のお店へ行ってから 5日後の 10月2日(日)の事です






スギノやカンパニョーロが出していた 15mm レンチです
とても使い易く コッターレスのフィキシングボルトにも
使えます
10月3日(月)に連絡が有りました
店: お申込み頂いた商品は取り寄せ可能です
私: ではお世話を掛けますが 1個取り寄せて下さい
店: はい分りました ではお値段が・・ 1240円になります
私: その値段はどうして?
店: ネット店とお店では値段が違います
私: それは他でも有る事だから別に良いですよ ただネット店では
   メーカー希望小売価格が 919円と案内されているのに 
   どうしてその価格より高くなるのですか?
店: 良く分りませんが仕入れ先に確認したらこの値段を言われました
私: 分りました、面倒を掛けますが 1個取り寄せて下さい
店: 入荷すれば連絡します




何か釈然としないですよね 今回の工具でも
台湾で作られた同じ物にブランド名を変えれば それぞれが
幾らの値段を付けても驚きもしませんが 同じブランドの同じ
商品で希望小売価格が違うなんて事、聞いた事が有りません






従来の工具と今回の物ではエンドの面からこれだけ
工具の出具合が違います
そして 10月4日(火)の夕刻に 商品が入荷したとの
連絡が入りました






明けて 10日5日(水) 商品を頂きにお店へ来ました
先日の店長がいました その会話
私: 商品が入荷したとの連絡を貰ったので来ました
店: お値段が 1240円になります(お支払も済ませる)
私: 今回の価格 先日行ったお店では その場で計算してくれて 870円程だと
   聞いてますが、このお店はどうしてこんなに高いの?
店: ネット店と実店舗では値引き率が 10%と 5%の違いが有りましてまして・・
   (それでは計算が合わない)
私: これは苦情じゃないですが世間話として聞いて下さいよ
   それは他の店 例えば大阪の有名なウエムラさんでもやっている事だし
   別に問題では無いですよ あさひさんの場合ネット店と実店舗との
   メーカー希望小売価格が違うんですよ、同じブランドでそれはおかしく無いですか?
店: え、定価がですか?(知らない様子)・・ それはネットの方が価格変更をしていないとか・・
   私の方へは送料も掛っていますし・・・ 
私: そうなの(送料が掛るとは聞いていないし 今回の問題はそこじゃ無い 疲れて来た) 
   今回はわずかな金額の物で手を煩わせて申し訳無かったです 
   又何かあればお願いします お世話になって有難う

※ (このブログを書いている現在 2016.10.8 ネット店の価格はそのままです)





何処のお店でも対応が同じだと言うから値段まで確認しなかったのですが
870円程だと言われていた物が 1240円だと その差は 370円 1.42倍 
実に 42.5%の価格上昇率です

今回ここに記載したお店とのやり取りは出来るだけ忠実に書いています
こんな出来事が有ったから意図的にどうにかしようなんて事も思っていません
この様な事が有ったよ と言う程度のお話しです ふ~(ため息)

コメント (15)
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スプロケットを フィルタークリーナーで手入れします

2016-10-06 20:48:37 | ロード
ロードバイクに使っていたスプロケットを先日取り外しました
それの掃除をしてお手入れをしてやります





先日歯数を交換する為に取り外したカセットスプロケットです これを綺麗に
手入れをして保管しておきましょう






使った後のスプロケットの汚れ落しには デグリーザーを
使ったり、昔なら洗い油=灯油を使うのが一般的でした
今回は後で水洗いで綺麗になる ワコーズのフィルター
クリーナーを使います






フィルタークリーナーを少量パレットに注ぎ
刷毛でスプロケットに塗ってやります






それ程汚れの酷いスプロケットでは有りませんが
刷毛で塗るだけで、おおかたの油脂汚れが落ちます




スプロケットに塗り終えました 2~3分の作業です




フィルタークリーナーを自転車部品に残しておいては
いけません 汚れと共に洗い流してやります








バケツに水を入れてスプロケットを濯いでやります
クリーナーが乳化し水が白濁します






一度スプロケットを取り出します






新しい水を使いもう一度濯ぎ 水が白濁しなくなれば
OK です




ついでに容器もすすいでおきました ここは水道が
使えないのでこの様な事をしていますが、水道が
有るなら多くのの水で洗い流すのがより良いですね




メンテ台の方へ帰ってきました 少しオイルを塗布して
おきます






自然乾燥でも良いですがエアブロワで水分を飛ばします




全ての水切りが終わりました
この後に使うオイルにも依りますが油脂を塗布する
パーツは良く乾燥させた方が良いですね


 



今回のオイルはスーパールーブの多目的オイルを選びました
フッ素系のやや粘度を感じるオイルです それをスプロケット
全体に薄く塗っておきます ここで使うオイルは拘る必要も無い
ですが保管中に固くなる様なものは避けた方が良いですね





汚れを落し新しいオイルを塗ったスプロケットはしっとりとした手触りです






ギアを組み付ける時と同じ様に重ね、針金で縛っています
F(荷札)に品名を書き 埃が掛らない所で保管しておきます





自転車部品の手入れは古い油脂を綺麗に落す事がとても大切です
新しいオイルやグリスを使う為の下地作りですね その結果部品も
綺麗になります

このスプロケットを取り外した時の様子です
過去記事 【 ロードバイク スプロケットの交換方法 その1 】

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ウッドテラスの 塗装を補修をする

2016-10-04 20:08:08 | ウッドテラス作り
昨年の6月に素人親方が独りで作ったウッドテラス、これの塗装の補修を行いました
丁度 1年が過ぎ風雨に依る影響が木材に出ていました




昨年の6月に作ったウッドテラスです、木材には腐食と表面保護を兼ねた
ウッディガードと言う塗料を塗っていますが色々な所が傷み始めています
もう一度塗装を行います






私が表を歩いたりここに近寄ると このお家の犬は
大変歓迎してくれます






主に傷んで来てきるのは ウッドデッキの床です
これは使える範囲で安価な SPF 材を使っているので
有る程度は覚悟していました 塗料も1度塗りだったので
表面が荒れて来ています




フェンスに使っているのはラティスですが これは元々
何時まで持つのだろうと言う程度の、出来合いの物です






塗装をする前に隅に溜まっている埃や汚れを
取れる範囲で掃除してやります






フェンスの取り付け枠はそれなりの木材を使っているので
まだしっかりしています 表面をペーパーで軽く擦っておきます
掃除機とブロワ―を適度に使い別けています






まずフェンスから塗ります 床に塗料がこぼれると
跡が付くので養生をします これは塗装用で片方に
初めから粘着テープが付いたポリエチレンシートです
マスカーテープと言ったりするのかな






さてこんな事が大好きな空流(Cool)君が手伝ってくれます
この子は実に勘が良いです 私がする事を見ながら次に
必要な物を何も言わなくても手渡してくれます 別に教えた
訳では有りませんが これは職人見習いの基本です






今回使っているのはデッキを作った時の残りですが
この効果は大きかったですね これを塗っていなければ
今頃木材が腐食していたかも分りません 使っておいて
正解でした 3.2L 6000円程度と少しお高い・・




今回塗った事でかなり色が濃くなりました






補修塗装前と塗装後の違い 元々作った時に
色は濃い方が良いといわれていたので丁度
良かったです



Before and after



フェンスの枠の塗装前後です 木が乾燥し作った時より
ヒビが大きくなっています この辺は丁寧に塗りました








木肌がカサカサしていたのが手触りも良くなっています





かなり仕事が進みました お昼になったのでご飯にします Duffy ダッフィ―監督が
仕事振りを見に来ました カニンヘンダックスです このお家にはもう 1匹 Shellie シェリー
と言うのが居るのですが 彼女はここにはあまり出て来ません






今日の報酬、お手当です 肉丼 無理を言って卵も
付けてもらいました




お昼からは床を塗ります そろそろ飽きて来る頃だと
思いますがまだ手伝ってくれます






奥の方から段々手前と逃げて来ました 後は出入り口の
際だけです 床は良く傷んでいたのでかなり多目の塗料を
塗っています






補修は完了です これで 2時間程で落ち着くはずです




処が空模様が怪しくなって来ました 今濡らすときっと
表面に染みが出来ます ブルーシートで養生しました
これは予定外です




一晩置き養生シートを剥しました やはり雨に会いました






シートに勾配を付けていなかったので完全に
雨を防ぐ事は出来ませんでしたが 塗料は上手く
乾いていた様です 水が染みこまず弾かれています






雑巾で水を拭き取りましたが染みにはなっていません
良かった・・・




染みってこんな白い丸い奴ですが 床全体に
水玉模様が出来たら嫌ですよね(笑)





今回の補修塗装 外部もしたかったのですが塗料が無くなりました これも時間を見付け
早くした方が良いですね 木部には防腐剤と表面保護を兼ねた塗料はかなり有効だと改めて
感じました






これを作った時が懐かしく思えます 元々駐車スペースの
コンクリートの上に 床を 1.6m 位上げて作っています






これは床を貼り終わった時ですね 出来るだけ材料の
無駄が出来ない様に仕事を進めて行きました






フェンスの取り付けです これが倒れたなんて
洒落になりませんからどうするか結構考えました




元々このラティスを使うつもりだったので
床の大きさはこれを基準に考えています




  
これはこれなりに結構面白い仕事でした 日曜大工より少しましな程度の
一人親方が作るウッドテラス 読み返すと面白いです

カテゴリー ウッドテラス作りはここから始まっています
【 本職ではありませんが ウッドテラスを作ります 】

コメント (6)
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鉄のステムを 塗装する

2016-10-02 20:13:09 | 自転車 塗装
先日サンポールを使い錆び落しをした処 想定外にメッキを曇らせてしまった
古い鉄のステム これを塗装し見栄えを良くしてやりましょう





BS ブリヂストンの刻印が入った古い鉄のステムです 特に高級な物では無く
昔のスポーツ車に使われていたのだと思います これの錆を落そうとして
失敗しました






錆落しの為に希塩酸のサンポールを使った処
メッキに染みが出来て曇ってしまいました




処分をしても良いのかも分りませんが私のミスで
それは可哀想なので 塗装をして少し化粧直しを
してやります




まずペイントうすめ液で汚れを良く拭き取り
油脂分を完全に除去します






出来れば使う事も考えハンドルクランプ部の内部には
塗料が入らない様にマスキングを行います






マスキングテープを貼りました








クラフトカッターでマスキングを整えます
塗装をする時のマスキングはとても大切な作業で
これの良し悪しで塗装の仕上がりに差が出ます






塗装に掛ります メッキの上にする塗装はとても
剥がれ易いので ミッチャクロンを塗り、塗装の
食い付きを良くします






ミッチャクロンはそれ程長く乾燥する必要は無く
この時期なら 15分程度で次の作業に移れます






カラースプレーの買い置きの中からステムに使えそうな
色を選びます シルバーが無難かな・・




2~3度重ね塗りをしました 今日はここで日没です
外は雨も降っているのでこれ以上は湿気も多いし
止めておきます






一晩置きました 次の行程へ進みましょう






メタリック塗装には上塗りのクリア塗装が必要です
これを塗らないと艶が出ません






クリアを吹いてから しばらく時間を置き
塗装が柔らかい間にマスキングを外してしまいます
塗装が乾燥してしまうと剥した部分に毛羽立ちやヒビが
出る事が有ります






マスキングを剥すのは少しの緊張と仕上りの楽しみが
有ります




マスキングが剥がれました




これでクリア塗装が乾燥するまで置いておきましょう








この時期は塗装をするのには丁度良い気温で
メタリックの色が上手く出ます 暑い時は色が
薄く、寒い時は色が濃くなりますね 乾燥時間の
違いに依りメタリックの沈み方が変わるのでしょうか






フォークコラムへの差し込み部のマスキングを
剥します ここは段差が付かない様にクリアを
吹く前に耐水ペーパーで塗料の段差を整えています





私の自転車小屋の近くに川が流れていますがそこにこんな鳥がいました 誰かがアオサギだと
教えてくれました 何時も部品を写すコンパクトデジタルカメラで、上手く写せた嬉しい一枚です

今回の古い BS YOUNG の刻印が有る鉄のステムは 私のお買い物自転車に使ってやろうかと
思っています 今のステムが少し長く感じているので丁度良いかな・・・

錆取りの失敗作業はこちらです 【 サンポールを使い錆取り 失敗しました 】

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