管理組合や自治会に配布するとのことです。
たとえば、高層マンションが震災時、もし、エレベーターが止まれば、陸の孤島と化します。
その点では、震災時の早急な復旧が命綱であり、そのための体制整備が望まれます。
災害対策本部の設置と役割分担、水や食料の補給、怪我人の搬送救出、要援護者の安否確認と救出、万が一の火災の対応、行政との連絡、ごみの処理、、、
さまざまな備えが必要です。
ぜひ、お役立てください。
*****中央区ホームページより*****
http://www.city.chuo.lg.jp/mosimonotoki/bosaizyoho/zisin02/sinnsaijikatudoumanyuaru/index.html
高層住宅防災対策「震災時活動マニュアル策定の手引き」
高層住宅にお住まいの皆さんが、大地震発生に備えた活動計画や組織づくりなどを進める際に、参考にしていただく「震災時活動マニュアル策定の手引き」を作成しました。
本冊子は、高層住宅の災害時に必要な活動や事前対策を、標準的なマニュアル形式でまとめるとともに、個々の建物の特性にあわせた独自の対策に取り組むための方法や対応例を記載しています。
主な内容
第1編 マニュアル策定にあたって (P1)
目的と手引きの構成について解説しています。
第2編 標準マニュアル
管理組合、自治会が行う災害時の活動と事前対策を低層の住宅から高層住宅まで活用できる標準的なマニュアルとしてまとめました。
1 震災時活動マニュアル(行動編) (P9)
(1) 発災期(地震発生直後から1日目)の活動 (P15)
(2) 被災生活期(2から3日目まで)の活動 (P29)
(3) 復旧期(4日目以降)の活動 (P43)
(4) 災害時の活動に必要な様式集 (P47)
2 震災時活動マニュアル(準備編) (P57)
防災対策に必要なマンション設備の現状把握、防災活動、コミュニィづくり、地域との連携などについて記載しています。
(1) 施設設備の整備、点検 (P59)
(2) 防災活動、コミュニティ活動 (P63)
(3) 地域との連携 (P65)
第3編 マニュアル策定の方法 (P67)
マニュアルを策定するために必要な事項と事前の対策について解説しています。
(1) マニュアル策定のスケジュール (P68)
(2) 策定組織の設置 (P72)
(3) 現状の把握 (P73)
ア 建物の点検調査シート (P74)
イ 居住者のアンケート調査項目例 (P76)
ウ 活動体制、内容の検討 (P82)
エ 事前対策の検討(地震に対する10の備え) (P101)
オ マニュアルの作成と情報提供 (P107)
カ 複合建物タイプと複合用途タイプの留意点 (P108)
3 Q&Aと対応例一覧 (P113)
これまでのマニュアル作成の実績をもとにしたQ&Aと対応例を紹介しています。