本区でも、すでに無料接種が中学生の女性に対し実施しているところです。
さらなる補助対象年齢の拡大や、実施に向けて大切になってくる健康教育を充実させねばならないと考えています。
そして、ワクチンを打ったから安心というのではなく、子宮頸がん検診の受診率を上げていく必要があります。
1/25、地域の小児科開業医と聖路加国際病院小児科との勉強会である第221回下町小児科懇話会が開催され参加してきました。
演題がまさに『サーバリックス(子宮頸がん予防ワクチン)と子宮頸がん』
講師:聖路加国際病院 女性総合診療科 部長 百枝 幹雄 先生
学んだことをまず、私の解釈で書きます。
*子宮頸がんは、原因、リスクファクターがわかっている。
発がん性ヒトパピローマウイルスに起因する。
予防接種と子宮頸がん検診で子宮頸がんの7割なくなることが予測される。
*大きな問題のひとつとして、子宮頸がん検診の受診率の低さがある。
日本は20数%、欧米は80%低くても60%
*サーバリックス(GSK社)と今後、もうひとつ同種のワクチンであるガーダシル(メルクー万有)が発売されることになる(いつになるかは、未定)。
*サーバリックス(GSK社):
ヒトパピローマウイルス16(20μg)、18型(20μg)
アジュバント:AS04(MPL)
接種間隔:0、1、6ヶ月
ガーダシル(メルクー万有):
ヒトパピローマウイルス6(20μg)、11(40μg)、16(40μg)、18型(20μg)
アジュパント:アルミニウム塩
接種間隔:0、2、6ヶ月
*ウイルスのL1蛋白のみを用いたサブユニットワクチン
*両ワクチンの効能を評価して、接種医師は接種していくことになるであろう。
例えば、免疫記憶のB細胞の出現具合
*三回接種で、効果が上がる。
*効果は、10年~20年持続。
11~14歳に打てば、20歳から30歳まで効果が持続。
*子宮頸がんのワクチンの効果判定は、日本は6.4年、海外は7.3年
*重大な副作用の報告はない。
疼痛、腫脹、発赤
*海外は、接種年齢は、推奨が低いところで9歳、高いところで16歳。
日本では、11~14歳。
*現在日本では、284自治体で接種費用助成を行っている
中央区は、約960人(4割接種の見積もり)予算2900万円
などなど。
さらなる補助対象年齢の拡大や、実施に向けて大切になってくる健康教育を充実させねばならないと考えています。
そして、ワクチンを打ったから安心というのではなく、子宮頸がん検診の受診率を上げていく必要があります。
1/25、地域の小児科開業医と聖路加国際病院小児科との勉強会である第221回下町小児科懇話会が開催され参加してきました。
演題がまさに『サーバリックス(子宮頸がん予防ワクチン)と子宮頸がん』
講師:聖路加国際病院 女性総合診療科 部長 百枝 幹雄 先生
学んだことをまず、私の解釈で書きます。
*子宮頸がんは、原因、リスクファクターがわかっている。
発がん性ヒトパピローマウイルスに起因する。
予防接種と子宮頸がん検診で子宮頸がんの7割なくなることが予測される。
*大きな問題のひとつとして、子宮頸がん検診の受診率の低さがある。
日本は20数%、欧米は80%低くても60%
*サーバリックス(GSK社)と今後、もうひとつ同種のワクチンであるガーダシル(メルクー万有)が発売されることになる(いつになるかは、未定)。
*サーバリックス(GSK社):
ヒトパピローマウイルス16(20μg)、18型(20μg)
アジュバント:AS04(MPL)
接種間隔:0、1、6ヶ月
ガーダシル(メルクー万有):
ヒトパピローマウイルス6(20μg)、11(40μg)、16(40μg)、18型(20μg)
アジュパント:アルミニウム塩
接種間隔:0、2、6ヶ月
*ウイルスのL1蛋白のみを用いたサブユニットワクチン
*両ワクチンの効能を評価して、接種医師は接種していくことになるであろう。
例えば、免疫記憶のB細胞の出現具合
*三回接種で、効果が上がる。
*効果は、10年~20年持続。
11~14歳に打てば、20歳から30歳まで効果が持続。
*子宮頸がんのワクチンの効果判定は、日本は6.4年、海外は7.3年
*重大な副作用の報告はない。
疼痛、腫脹、発赤
*海外は、接種年齢は、推奨が低いところで9歳、高いところで16歳。
日本では、11~14歳。
*現在日本では、284自治体で接種費用助成を行っている
中央区は、約960人(4割接種の見積もり)予算2900万円
などなど。