「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

2011年を予測する 第3の復活をする日本を信じて

2011-01-03 17:04:04 | マニフェスト2011参考資料

 毎年、新春の新聞が一年をどのように予測しているか見ることを楽しみにしている。

 各紙の予測を見てみたい。

 論調としては、消費税増税とTPP参加すべきというものが多かった。

 日本は今、明治維新、戦後の復興につづく第三の復活を成し遂げることができるかどうかの時期にあるということについて、日経新聞は、『三度目の奇跡』と大々的に特集を組んで分析をしていた。

 産経新聞は、「ボーダーその線を越える時」と斬新な切り口からみることにより、まったく別の事象をとりあげつつ、日本の現代を分析していた。


 →は、小坂の感じたこと

日経新聞
*三度目の奇跡
幕末の国難を乗り切った明治維新、第2次大戦の敗戦からの復興についで、バブル崩壊後の「失われた20年」から立ち直る「三度目」の奇跡はくるか。

*これだけの課題を一度に抱えた国はない
・人口減少と少子高齢化の同時進行
・年金など社会保障制度の破綻に現実味
・10年を超える長期デフレ
・20年度にはGDPが中国の4分の1に
・国・地方の債務残高、数年内にGDPの2倍に

*未知の難題 日本を覆う 人口減×高齢化×財政難

*跳べニッポン人

*日米開戦前夜、正確に日本の国力を予測しながら葬り去られた幻の報告書
「戦争経済研究班」(秋丸機関) 陸軍中佐秋丸次朗が分析をすすめ、41年半ばに報告会。
「日本の経済力を1とすると英米は合わせて20。日本は2年間は蓄えを取り崩して戦えるが、それ以降は経済力は下降線をたどり、英米は上昇し始める。彼らとの戦力格差は大きく、持久戦には耐えがたい。」との結論。
杉山元参謀総長ら陸軍の首脳約30人がじっと傾聴したが、杉山は「報告書はほぼ完璧で、非難すべき点はない」としながらも「その結論は国策に反する。報告書の謄写本はすべて燃やせ」として焼却。報告書の一部が88年発見。
→この報告書を、きちんと受け止めて国の方針を決定していればと思いますが、今の日本も同じように、突き進んでいる点で同じ状況なのではないかと多くのひとが、思っているのではないだろうか。


読売新聞
*1月1日第一面『流出2日前 告知メール』警視庁公安資料 
→1月1日からスクープ記事を掲載

*1月1日社説 日米同盟強化必須、経済連携参加を急げ、消費税率上げは不可避、懸念解決へ政界再編を

*新春対談 今こそ「共感」の政治を

*統一地方選特集

*無駄の効用 わくわく

*東京地域面 よみがえれ日本橋架橋100年特集

*日本の改新 「いまが第三の復活の時」

*1月3日社説
課題ははっきりしている
一、米軍普天間飛行場問題を解決し、日米同盟を立て直す。
一、安定した社会保障制度を築くため消費税率を引き上げる。
一、環太平洋経済連携協定(TPP)に参加する。


産経新聞
*ボーダーその線を越える時
神の領域と人との境界を超える:米国遺伝子学者クレイグ・ベンター 人工合成のゲノム(全遺伝情報)、豚細胞でつくった心臓を人間に移植する技術
性差の境界を越える:男でも女でもない第三の性“X”
マネーや情報が国境を越える:ドバイでの中国「温州商人」、都心周辺の住宅地は中国の投資家から堅実な投資先に

*年のはじめに 論説委員長中静敬一郎 「ひこばえ」に思う国家再生

*1月3日「教育振興基本計画 改定1年前倒し検討」1月2日に文部科学省が検討していることがわかったとして報道

*1月3日社説TPP 減反廃止し農業改革進めよ

以上、

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年 政治と世界の動きの整理 グローバル化に対応できる日本へ

2011-01-03 13:25:57 | ブログ目次 / イベント情報・会議日程

 今年の政治は、どのように動くか、新聞の情報からひらって見ます。

*****日経新聞、産経新聞、読売新聞など参照****

外交

1月中旬 前原外相訪米、米ワシントンで外相会談

春 日米安全保障協議委員会(2+2)

春 菅首相訪米、日米首脳会談、新たな安保共同声明


5月28日 日米合意から1年


初夏 G8首脳会議(仏ドービル)


9月下旬 国連総会(米ニューヨーク)


10月下旬 ASEAN関連首脳会議(インドネシア・バリ)


11月3・4日 G20首脳会議(仏カンヌ)


世界情勢
1月1日 ルセフブラジル新大統領就任
  
  9日 スーダン南部独立をめぐる住民投票

  9日~ ゲーツ米国務長官 中国、日本、韓国歴訪

  中旬  ベトナム共産党大会

  (17日 湾岸戦争 開戦20年)

  19日 米中首脳会談

  (20日 オバマ米大統領就任から2年)

  下旬以降 ミャンマー新国会発足、大統領選出


2月(10日 実習船 えひめ丸と米原潜衝突から10年)


3月5日 中国全国人民代表大会(全人代)の第11期第4回会議 開会

 月内 フィンランド総選挙


4月9日 ナイジェリア大統領選

 10日 ペルー大統領選

 29日 ウィリアム英王子とケイト・ミドルトンさん 挙式

4月以降 タイ総選挙


5月5日 英国で選挙制度改革の是非を問う国民投票

 7、8日 ジャカルタでASEAN首脳会議


6月 G8首脳会議(仏ドービル)

 15日上海協力機構(SCO) 10周年記念の首脳会議(カザフスタン・アスタナ)

 月内 トルコ総選挙


7月1日 中国共産党創設90年記念日

 月内 アフガニスタン駐留米軍の撤収開始


9月(11日 米同時テロから10年)

   (18日 満州事変(柳条湖事件)勃発から80年)

 月内 エジプト大統領選
     第66回国連総会開幕

     中国共産党第17期中央委第6回総会


10月(7日 米英軍によるアフタニスタン・タリバン政権攻撃から10年)

  (10日 辛亥革命100周年)

 月内 ASEAN関連首脳会議(インドネシア・バリ)
     アルゼンチン大統領選

 秋頃 エジプト大統領選


11月3、4日 G20首脳会議(仏カンヌ)

 12、13日 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(米ハワイ)

 28日~12月9日 国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(南アフリカ)


12月4日 ロシア下院選

 (7日 アフガニスタン・タリバン政権崩壊から10年)

 10日 ノーベル各賞授賞式

 (ソビエト連邦崩壊から20年)

 月末 イラク駐留米軍の完全撤収期限


経済
6月まで 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP) 参加の是非を最終決断


政局
1月 12日 民主党役員会、全国幹事長会議
    13日 民主党大会
    23日 自民党大会

  中旬 内閣改造・民主党役員人事?

 月内 東京第5検察審査会の議決を踏まえ、起訴?

 下旬 通常国会召集 予算審議


2月6日 愛知県知事選、名古屋市長選


3月下旬 2011年度予算案 成立


4月10日 統一地方選(知事選など)

  24日 統一地方選(市区町村長選など)

春 菅首相訪米、日米首脳会談、新たな安保共同声明


6月 通常国会会期末

初夏 G8首脳会議(仏ドービル)


教育
「教育振興基本計画」25年度(2013年)改定を1年前倒しで24年度から実施

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする