「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

WHOでご活躍中の進藤奈邦子先生の講演会が11月12日(月)に葛飾区医師会で開催、どなたでも参加可

2012-11-05 23:00:00 | 医療
 以下、医療関連講演会のお知らせです。

 葛飾区の闘う小児科医師 松永先生らが中心となって企画されています。


****以下、ご案内***** 

WHOでご活躍中の進藤奈邦子先生の講演会が11月12日(月)に葛飾区医師会・感染免疫懇話会であります。

 第54回 感染・免疫懇話会 講演会
 
「健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」とは、世界保健機関 (WHO) 憲章 の前 文に謳われ、小学生の頃から何度も接してきた文章です。しかし、そのWHOがどのようなことをしているのか?となると、具体的に私たちは、良くは 知っていないような気がします。そこで、今回は、実際に2002年からWHOに勤務され、現在チームリーダー(管理職)として、感染 症ア ウト ブレ イク情報の収集と解析、フィールドレスポンス、インフルエンザ流行防止策などを担当。更に、SARS、トリインフルエンザ、インド洋津波、アフリ カでのウイルス性出血熱、近年では2009年の新型インフルエンザパンデミックなどのWHOレスポンスを担当されてこられた進藤奈邦 子先 生を お招 きして、お話を伺うことにしました。

 先生のご活躍は、すでにNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で2回に亘り取り上げられ、また、その内 容がイースト・プレス社から「新型インフルエンザとの戦い-私たちにできること。」として出版されているので、ご存知の方が多いと思 いま す。

 今回 は、ご多忙の中、日本に一時立ち寄られる機会に、葛飾でお話をしていただくことになりました。SARSの時は、同僚のCarlo Urbani先生がこの病気で亡くなるなどの悲劇を乗り越えてご活躍中の先生です。いつ世界で何が起こるか分からない現場でお仕事をされている上、日本へ の到着は葛飾での講演会の当日の朝(または前夜)です。このため、諸般の事情で講演会が延期ということがあるかもしれません。その 点、ご 理解 のほ ど御願いします。講演会当日に、再度、案内を出しますので、必ずご確認ください。

 入場無料。どなたでも参加できます。

 なお、会場の整備の都合上、 葛飾区医師会員以外で参加ご希望の方は、メールかFAX(03-3604-2101)で松永までご連絡ください。今回も、講演会の後 で、 会費 制の 食事会を行います。参加希望者は、同様に松永までFAXかメールでご連絡ください。

 感染・免疫懇話集談会 連絡先 電話3604-2101 FAX3604-2103 


感染症のグローバル21世紀チャレンジ
-ウイルス感染症と戦う-

WHO(世界保健機関)
流行性・伝染性疾病部門インフルエンザ及び呼吸器系疾患、チームリーダー
進藤 奈邦子

平成24年11月12日 月曜 午後8時~
会場 葛飾区医師会館 3階 講堂
東京都葛飾区立石5-15-12 電話 3691-8536

2012年1月よりインフルエンザ及び呼吸器系疾患のチームリーダー。担当領域はWHOのインフルエンザ公衆衛生研究アジェンダ、イ ンフ ルエ ンザ の健康被害解析、インフルエンザ流行防止策と幅広い。また抗ウイルス薬を含むインフルエンザ・ウイルス感染の臨床的見地にもかかわる。緊急事態に はWHO戦略的健康危機管理センターのスタッフとして行動し、世界的な健康危機となる重症急性呼吸器系疾患やトリインフルエンザのア ウト ブレ イク を担当。チームと共に、アウトブレイク管理分野で極めて伝染性・危険性の高い病原体の感染制御に励んでいる。(進藤奈邦子先生のキャリアサマリー より)
 
  参考文献
 1)「新型インフルエンザとの戦い-私たちにできること。」(本)  イースト・プレス社 
 2)「プロフェッショナル 仕事の流儀 鳥インフルエンザを封じ込めろ 
WHO医師 進藤奈邦子の仕事」(DVD)  NHKエンタープライズ
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