明日7月10日(日)は、日本の行く末を決するとても大切な参議院議員選挙の投票日です。
将来から過去を振り返った時に、日本という国の方向性が大きく誤ってしまった転換点が、昨年9月19日と本年7月10日と言われないためにも、また、私たち日本人が、真に積極的平和主義を、これからもなお一層、世界の中で貫いていくためにも、立憲主義を否定する今の政治を、絶対に正していかねばならないと思いを強くするところです。
立憲主義、それは、「多数決の誤りを、正す仕組みそのもの」であり、民主主義社会にとって、その枠組みとして最重要事項です。
残念ながら、この選挙ほど、有権者をないがしろにしたものはありません。
参院選立候補者掲示板を見て何か異様にお思いになられたかと思います。私も選挙管理委員会に尋ねましたが「違法でない。」ということのようです。
なにがなんでも3分の2をとっていこうとする姿勢にあきれかえります。
どうか、政治を他人まかせ(投票棄権)にしないで、大切なその一票を、熟慮のうえ行使願います。
私の一票は、立憲主義及び報道・表現の自由をしっかりと守り、子どもと生活者目線に立って、正々堂々と政治を行う姿勢のかたを選びたいと考えています。非立憲は論外です。
将来的には、政権交代が実施可能な、均衡・バランスがとれた強い政治基盤が生み出されて行くことを願っています。
何事にも万事、均衡が必要です。
司法・国会・内閣の三権分立や、区長と区議会の地方政治における二元代表制などの均衡とともに、政権交代が可能な強い野党の存在こそが、与党において緊張感を持たせた政治を行わしめます。
友人の弁護士大城聡氏が書かれた、投票に臨むにあたってのコラム「参院選を理解するための12のポイント」も、ぜひ、ご参考にしてください。
⇒ http://oshiro-satoru.com/415