「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

東京五輪後の残すべきレガシーのひとつが、スポーツを通した健康増進が図られる中央区になること。

2017-10-19 18:34:16 | 医療
 東京五輪後の残すべきレガシーのひとつが、スポーツを通した健康増進が図られる中央区になること。

 決算特別委員会でも、深くは議論できませんでしたが、私も、テーマにあげました。

 今後、具体的な策を提案できればと思います。


********朝日新聞20171019************************
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13186770.html

(記者有論)スポーツ人口の拡大 社会状況に即した指針を 中小路徹

2017年10月19日05時00分


 スポーツに親しむ人を増やすためにどうするか。そんなガイドラインづくりに向けた有識者会議が10日にスポーツ庁で始まった。

 2月のスポーツ庁調査では、週1回以上スポーツをする人は42・5%。3月に出された第2期スポーツ基本計画で、その実施率を2021年までに65%に引き上げる目標が掲げられている。それを受けたものだ。

 公益財団法人の日本生産性本部が出すレジャー白書で06~16年のスポーツ活動をたどってみた。すると28種目のうち参加率、参加人口とも21種目で下がっている。拡大どころか縮小傾向だ。例えば、06年に参加率が最多の22・7%だったボウリングは10・0%に。プールでの水泳も14・6%から10・1%に減った。同本部の志村武範さんによれば、「インターネットの普及で余暇の選択肢が広がり、スマートフォンやタブレットを使うこと自体が余暇になっていることが背景にある」という。

 一方で、器具を使わない体操やフィットネスクラブでの活動を含むトレーニング、サイクリングの3種目は参加率、参加人口が上がった。あまり費用がかからず、身近な場所で一人でできる。志村さんは「高齢化が進み、日常的にマイペースで運動しようという健康志向が強くなった」とみる。

 注目したいのは、コースでのゴルフやプールでの水泳、テニス、サッカーなど7種目は、参加率が減ったのに年間平均活動回数が増えた点だ。「やる人はやる、やらない人はやらない」という構図。こうした種目の参加率は、おしなべて20~40歳代が減り、高齢者が増えた。つまり、時間に余裕のあるリタイアした世代が頻繁にスポーツを楽しむ一方、子育て、働き盛りで時間的にも経済的にも余裕がない人は疎遠になる二極化が、改めて浮かび上がる。

 2月のスポーツ庁の実施率の調査でも、30~40歳代は30%を超える程度で、特に女性が低かった。「体力・運動能力調査」では近年、35~49歳の体力も徐々に下がっている。

 この年代の参加促進には、早朝や仕事帰りの時間の有効活用案が出されてきた。でも、みんな忙しい。根本的には、長時間労働が問題になっている働き方や、女性に負担がのしかかる子育ての在り方など、社会的な問題と一緒に考える必要がある。

 そして、SNSなど「スマホとの共存」を考え、スポーツが大勢の仲間とつながり、街づくりに発展する「SNS的」な役割を果たせることをしっかり押し出したらどうか。さらなる高齢化に向け、身体能力に関係なく気軽に楽しめる「ゆるスポーツ」も、どんどん奨励されていい。

 ガイドラインは今年度内に定められる。スポーツ基本計画が絵に描いた餅に終わらないような、社会の要請に沿うものを期待したい。

 (なかこうじとおる 編集委員)
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日本の将来推計人口 推計手法と仮定設定に関する説明資料 第19回社会保障審議会人口部会H29.4.10資料より

2017-10-19 09:20:45 | 街づくり

 日本の将来人口をきちんと推計により把握して、まちづくりも行っていかねばなりません。

 以前からの計画ありきで進めるまちづくりのありかたを見るに、東京都、中央区は、それが本当にできているか不安になるところがあります。

*****社会保障審議会HP******
http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp29_bukai19.pdf

第19回社会保障審議会人口部会
平成29 年4 月10 日
資料2

日本の将来推計人口
平成29年4月10日
国立社会保障・人口問題研究所
http://www.ipss.go.jp/
(平成29年推計)
推計手法と仮定設定に関する説明資料

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