「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小坂クリニックより、成人された皆様、おめでとうございます。1月12日(土)15時まで、13日(日)13時まで、14日(祝)11時まで、この連休も全て診療。

2019-01-11 18:45:49 | 日程、行事のお知らせ
 2019年も本格始動。
 少し疲れが出ていませんか?この連休で、ぜひ、ゆっくり充電下さい。

 14日の成人の日は、中央区の成人式に、お祝いのための参加をさせていただきます。
 赤ちゃんのころから診療していた子ども達が、たくましく成長された姿が見られることをたいへん楽しみに致しております。

 そのために14日の急病対応は、少しだけ、変則的になりますが、連休中もすべて診療致します。

〇1月12日(土)15時まで、13日(日)13時まで、14日(祝)11時まで、診療。

〇来週木曜日の午前、中抜けの時間変更に少しご注意ください。病児保育は通常通りです。
 1月17日(木) 午前診療8:15-9:30、12:15-13:00、午後診療は通常通り15:30-19:00


〇インフルエンザは、流行し始めました。
 人ごみは避け、手洗い・うがい・マスクで予防してください。
 予防接種まだのかたは、お早めに。

 
〇お腹のかぜも流行っています。下痢の際は、おかゆ、うどんなど消化のよいお食事をお願いいたします。


以上
 
 小坂こども元気クリニック・病児保育室

 小坂和輝
 
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覚せい剤使用をめぐる犯罪捜査と尿の証拠能力についての東京地裁家令和典裁判官H31.1.10判決について夜間救急に携わる一医師として思うこと。

2019-01-11 11:04:37 | 防災・減災

 刑事訴訟学には、人権保障と犯罪から社会を守る公共の福祉の実現のギリギリの線でのせめぎ合いがあります。

 もし、なにもしていない身で、下記記事に赤文字で番号をふった1~5がされたら、誰だって嫌です。

 ただ、限りなくクロに近いと警察官の目で確信を持ったひとには、警察官はやらざるを得ない行為だったと感じます。

 夜間救急の現場で当直をする医師の立場から感じるところを述べさせていただきます。

 なお、尿に対する「証拠能力がなし」と判断された場合には、尿の検査結果からその被疑者を覚せい剤を使用していたとする「証明能力」があるとしても、裁判における有罪・無罪の判断材料からはずされることとなり、それ以外の証拠から罪の判断がなされることとなります。

 以下、記事を読んで、思うこと。(判決文を読んでいない段階で書いていることをご了承ください。)

 1、覚せい剤を使用した患者を診る医師の立場からすると、状況を知る警察官が付き添って下さったことは、医療者の身の安全のためには、たいへんありがたかったと考えます。捜査目的のいかんにかかわらず、付き添って下さった警察官の労には感謝申し上げます。

 2、救急の現場で、つまずいて倒れた際のふらつきの原因検索のためには、アルコールや覚せい剤中毒の診断除外の必要性があった可能性もあり、救急車で運び込まれた病院で、捜査目的ではなく、診断・治療目的で、尿検査はなされるべきであったと考えます。なぜ、なされなかったのか?

 3、令状が出されるまでの時間が4時間かかったが、短縮できなかったのか?


*****朝日新聞2019.01.11******

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