NPOフローレンスの病児保育事業においては、当院病児保育室も受け入れのバックアップをさせていただき、共に病児保育問題に取り組ませていただいております。今、インフルエンザが流行し、病児保育の現場はてんてこ舞いです。
そのNPOフローレンス代表の駒崎弘樹氏による参議院議員選挙不出馬宣言。
書かれていますが、駒崎氏は、小児科医が取り組まねばならない多くの政策を現場から前進をしてくださっています。いつも、感謝です。
抜粋:「ひとり親の児童扶養手当の値上げだったり、児童相談所改革だったり、小規模保育の政策化だったり、医療的ケア児支援の自治体努力義務化だったり、保育士試験の2回化だったりエトセトラエトセトラ・・・。」
何事もそうですが、政治無くして根本的な部分においては問題解決はできません。政治との関係をどう持っていくか、悩ましくもあります。議員はその取りうる手段の一つ。
今から十年以上も前のこと、大学生からの診療の最中の突然の電話、出ていなければ、出たとしても面会依頼のアポイントを取らなければ、駒崎さんとの出会いはありませんでした。その時のことをしみじみ思い出しました。
******駒崎弘樹氏SNSより******
◎参議院選出馬を打診頂きましたが、出馬しません
本日、とある国会議員の方から携帯電話に電話がかかって来ました。
「駒崎さん、電話であれなんですが・・・。参議院議員選挙に、我が党から如何ですか?多くの議員達が、駒崎さんだったら素晴らしい、と」
また先日も、
「駒崎さん、●●区の区長選挙に出ませんか?一緒に頑張りたいんです」
というお誘いを頂きました。
僕のような革命家/炎上キャラに、お声がけいただけるのは大変嬉しいし、本当に光栄です。
でも、今は出馬したいと思う気持ちは200%ありません。
その理由をお話ししたいと思います。
【国会議員になるとできなくなることがあるから】
僕はこれまで、アクティビストとして、政策提言やソーシャルアクションを行ってきました。
ひとり親の児童扶養手当の値上げだったり、児童相談所改革だったり、小規模保育の政策化だったり、医療的ケア児支援の自治体努力義務化だったり、保育士試験の2回化だったりエトセトラエトセトラ・・・。
これらは省庁の官僚の方に加えて、超党派で議員の方々とコミュニケーションを取って動いて頂く、という形になります。
皆さん、僕の言うことを「民間の現場でやっている詳しい人」として聞いてくれているわけです。
これが「◎◎党の駒崎さん」になると、◎◎党やそこと仲の良い党の議員の方は聞いてくれますが、別の党の議員さんは「なんでお前の言うことを聞かなきゃならんのだ」となります。
というわけで、いち議員となると、今までできていた「民間から制度を変える」ということができなくなってしまうので、社会を変えたい僕としては、その選択肢は取れないわけです。
【現場でソーシャルビジネスやりたいやつが少ないから】
国会議員になりたい!という人は結構いると思いますが、「ソーシャルビジネスで、医療的ケア児の保育したい」とか「NPOで特別養子縁組を世の中に広げたい」みたいな人って、めっちゃ少ないんです。驚くほど少ない。
そりゃあまあ、そうですよね。儲からない(場合が多い)し、失敗するリスクも大きいし、テレビにたくさん出れるわけでもない。
でも、現場で社会課題と取っくみあうやつが、めちゃくちゃ必要なのです。今目の前で起きてる社会課題が火事だとすると、「火事だ!」ってみんなに叫ぶ役割は必要だし、「こうすれば火が消せる!」っていう解決策をつくる必要もあるわけです。
政治家も官僚も、現場で格闘するわけではなく、現場からあがってきた問題や解決策を制度化していくわけなので、そこは役割分担ということで。
ただ、国会議員になりたい人に比べると、圧倒的に火事に飛び込むやつは少なくて人手が足りないので、自分は人がいない方にいなきゃ、と思うわけです。
【女性がもっと議員になるべきだから】
日本の女性国会議員比率って衆議院議員で10.1%、参議院議員で20.7%ですよ。圧倒的に少ないですよね。あり得ない低さです。人口半々なのに、なんでだよ、と。
女性議員比率が少なくて、おっさん男子校状態だから、子育て分野とかまるでダメな政策がボンボン実行されちゃうし、選択的夫婦別姓みたいな話もスルーだし。
だから、女性で議員になりたい、っていう人を僕は主に応援したいな、と思います。
【単純に向いてないから】
妻( 駒崎 美紀 (Miki Komazaki) )が政治に挑戦しようとしていて、毎朝寒い中駅に立ってるのを見て、そしてひとりひとり丁寧に多くの人とコミュニケーションをしているのを見て、「すごいや、自分には到底できない・・・」と尊敬の念が湧き上がるわけです。
まず自分はマンツーマンのコミュニケーションが苦手。初対面の人と話すの、苦行。感じ良くするのも下手。できれば家で引きこもって本読んで筋トレしていたいキャラです。
だから、そっちの才能は無いな、と。残念だけど。
(身内が政治を志すようになって、政治家のコミュ力の高さを思い知るようになりました。みんなリスペクト!)
【最後に】
そんなわけで、お誘い頂けるのは大変ありがたいのですが、選挙には出られません。
ただ、政治の世界は無理そうですが、行政職なら力を発揮できると思うので、子どもや福祉分野の顧問とかアドバイザーとか副区長とかのオファーは歓迎しています。
あと、自分はやりませんが、NPO・ソーシャルセクターから政治家になろうっていう人は大応援します。現場が分かって、その経験を踏まえて制度つくるのってすごく重要ですので。
現場からは以上です。
そのNPOフローレンス代表の駒崎弘樹氏による参議院議員選挙不出馬宣言。
書かれていますが、駒崎氏は、小児科医が取り組まねばならない多くの政策を現場から前進をしてくださっています。いつも、感謝です。
抜粋:「ひとり親の児童扶養手当の値上げだったり、児童相談所改革だったり、小規模保育の政策化だったり、医療的ケア児支援の自治体努力義務化だったり、保育士試験の2回化だったりエトセトラエトセトラ・・・。」
何事もそうですが、政治無くして根本的な部分においては問題解決はできません。政治との関係をどう持っていくか、悩ましくもあります。議員はその取りうる手段の一つ。
今から十年以上も前のこと、大学生からの診療の最中の突然の電話、出ていなければ、出たとしても面会依頼のアポイントを取らなければ、駒崎さんとの出会いはありませんでした。その時のことをしみじみ思い出しました。
******駒崎弘樹氏SNSより******
◎参議院選出馬を打診頂きましたが、出馬しません
本日、とある国会議員の方から携帯電話に電話がかかって来ました。
「駒崎さん、電話であれなんですが・・・。参議院議員選挙に、我が党から如何ですか?多くの議員達が、駒崎さんだったら素晴らしい、と」
また先日も、
「駒崎さん、●●区の区長選挙に出ませんか?一緒に頑張りたいんです」
というお誘いを頂きました。
僕のような革命家/炎上キャラに、お声がけいただけるのは大変嬉しいし、本当に光栄です。
でも、今は出馬したいと思う気持ちは200%ありません。
その理由をお話ししたいと思います。
【国会議員になるとできなくなることがあるから】
僕はこれまで、アクティビストとして、政策提言やソーシャルアクションを行ってきました。
ひとり親の児童扶養手当の値上げだったり、児童相談所改革だったり、小規模保育の政策化だったり、医療的ケア児支援の自治体努力義務化だったり、保育士試験の2回化だったりエトセトラエトセトラ・・・。
これらは省庁の官僚の方に加えて、超党派で議員の方々とコミュニケーションを取って動いて頂く、という形になります。
皆さん、僕の言うことを「民間の現場でやっている詳しい人」として聞いてくれているわけです。
これが「◎◎党の駒崎さん」になると、◎◎党やそこと仲の良い党の議員の方は聞いてくれますが、別の党の議員さんは「なんでお前の言うことを聞かなきゃならんのだ」となります。
というわけで、いち議員となると、今までできていた「民間から制度を変える」ということができなくなってしまうので、社会を変えたい僕としては、その選択肢は取れないわけです。
【現場でソーシャルビジネスやりたいやつが少ないから】
国会議員になりたい!という人は結構いると思いますが、「ソーシャルビジネスで、医療的ケア児の保育したい」とか「NPOで特別養子縁組を世の中に広げたい」みたいな人って、めっちゃ少ないんです。驚くほど少ない。
そりゃあまあ、そうですよね。儲からない(場合が多い)し、失敗するリスクも大きいし、テレビにたくさん出れるわけでもない。
でも、現場で社会課題と取っくみあうやつが、めちゃくちゃ必要なのです。今目の前で起きてる社会課題が火事だとすると、「火事だ!」ってみんなに叫ぶ役割は必要だし、「こうすれば火が消せる!」っていう解決策をつくる必要もあるわけです。
政治家も官僚も、現場で格闘するわけではなく、現場からあがってきた問題や解決策を制度化していくわけなので、そこは役割分担ということで。
ただ、国会議員になりたい人に比べると、圧倒的に火事に飛び込むやつは少なくて人手が足りないので、自分は人がいない方にいなきゃ、と思うわけです。
【女性がもっと議員になるべきだから】
日本の女性国会議員比率って衆議院議員で10.1%、参議院議員で20.7%ですよ。圧倒的に少ないですよね。あり得ない低さです。人口半々なのに、なんでだよ、と。
女性議員比率が少なくて、おっさん男子校状態だから、子育て分野とかまるでダメな政策がボンボン実行されちゃうし、選択的夫婦別姓みたいな話もスルーだし。
だから、女性で議員になりたい、っていう人を僕は主に応援したいな、と思います。
【単純に向いてないから】
妻( 駒崎 美紀 (Miki Komazaki) )が政治に挑戦しようとしていて、毎朝寒い中駅に立ってるのを見て、そしてひとりひとり丁寧に多くの人とコミュニケーションをしているのを見て、「すごいや、自分には到底できない・・・」と尊敬の念が湧き上がるわけです。
まず自分はマンツーマンのコミュニケーションが苦手。初対面の人と話すの、苦行。感じ良くするのも下手。できれば家で引きこもって本読んで筋トレしていたいキャラです。
だから、そっちの才能は無いな、と。残念だけど。
(身内が政治を志すようになって、政治家のコミュ力の高さを思い知るようになりました。みんなリスペクト!)
【最後に】
そんなわけで、お誘い頂けるのは大変ありがたいのですが、選挙には出られません。
ただ、政治の世界は無理そうですが、行政職なら力を発揮できると思うので、子どもや福祉分野の顧問とかアドバイザーとか副区長とかのオファーは歓迎しています。
あと、自分はやりませんが、NPO・ソーシャルセクターから政治家になろうっていう人は大応援します。現場が分かって、その経験を踏まえて制度つくるのってすごく重要ですので。
現場からは以上です。