「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【令和の幕開けへ31-2】大目標 子ども達を守るために、子ども達の守るべき権利に関する条例化

2019-04-09 23:00:00 | 公約2019

 4/14(日)から始まります中央区議会議員選挙において来期3期目へ立候補を完全なる「無所属」で致します。

 これまでと同じく通常診療体制をとりながら、選挙に臨みます。
 
 ①子ども達が一生懸命勉強できる教育環境整備、②「子育てと仕事の両立」、③住み慣れたご自宅で生を全うできる、これらのことが誰もがかなえられる中央区をこれからも目指して参る所存です。
 
 さらに、子ども達の育ちを守る観点から、豊島区と同様に中央区においても、以下の趣旨の『子どもの権利条例』制定も重要と考えます。
 このままの区政では、虐待相談が124件ありながら、児童相談所設置には時間がかかるため、まずは、条例で子どもを守る体制づくりをソフト面から増強していきたいものです。         



*******『豊島区子どもの権利に関する条例』抜粋と改変******

子どものみなさん

  あなたの人生の主人公は、あなたです
  あなたのことは、あなたが選んで決めることができます
  失敗しても、やり直せます
  困ったことがあったら、助けを求めていいのです
  あなたは、ひとりではありません
  私たちおとなは、あなたの立場に立って、あなたの声に耳を傾けます
  あなたがあなたらしく生きていけるように、いっしょに考えていきましょう
  あなたという人は、世界でただ一人しかいません
  大切な、大切な存在なのです

 この宣言をもとに、中央区は子どもの権利に関する条例を制定します。
 子どもは、自分の今の「思い」をわかってほしいと願っています。何かを要求するだけではなく、子どもなりにできることを考えて挑戦し、自分の役割を担おうとしています。それを手助けするためには、子どもの主体性を認めて、子どもがおとなとともに手を携えて社会に参画できる場をつくることが必要です。子どもに対する差別をなくし、誤った思い込みを改め、お互いの権利を意識しながら、子どもとおとなの新しい信頼関係をつくることが大切です。
 どんな子どももみな等しく生まれながらに持っているものが子どもの権利です。子どもの権利は、その年齢や発達に応じて保障されるものです。子どもの権利を実現していくためには、まず、おとな自身が権利というものに関心を持つことが必要です。そして子どもは、おとなや子ども同士のかかわりあいの中から、お互いの権利の尊重、責任などを学び、権利を実現していく力を培っていくのです。未来を託する子どもたちにとって、自分の選択で権利を行使することは、かけがえのないことなのです。
 おとなには、子どもを深い愛情のもとに健やかに育てる責任があります。そのために、おとなは、家庭、学校及び地域の中でお互いに手を携え、協力しながら、子どもの限りない力を信じて最善の努力をします。中央区は、それらを実効あるものにするために、安全・安心に暮らせる環境を整備し、この条例に定める子どもの権利保障の理念をあらゆる施策に反映させていきます。
 まさにこの中央区の目指す理念こそ、国が批准した児童の権利に関する条約(平成6年条約第2号)に通じる理念にほかならないのです。

*『豊島区子どもの権利に関する条例』前文を中央区用にアレンジ致しました。

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