子どもは、地域の宝。この宝を守りたい。地域の力で守っていきたい。
小児科医である私は、子どもの健康を守るのが仕事です。それは、風邪を治すこと、病気を治すことだけではありません。目の前で起きている子育て環境の悪化を食い止め改善させることも仕事と考えます。
40歳で区議の負託を受け区政に参画し2期(44歳区長選後ロースクールを卒業し区議に復帰)を終える今、解決せねばならない区政の課題が山積していると考えます。
例えば、私は、区の病児保育の原型を作り18年経ちましたが、親御さんが会社を休みその子を看病することを温かく支える社会到来まではまだまだ先が遠いです。
「孤育て」も続きます。 新生児等家庭訪問における問診の結果、産後うつ病が考えられる母親172人(10.8%)。
在宅で痰の吸引や胃瘻から栄養注入を要する医療的ケア児(18歳未満22人)の親は、まとまった睡眠もとれず、キャリアも犠牲にされたままです。
障がいのある方々(少なくとも愛の手帳交付者427人、特別支援教育を受ける児童生徒255人)の親亡き後の自立を支える形が不透明です。
児童虐待相談は124件あり、児童相談所の設置も急がれます。
いじめは小中合わせ119件発生、不登校は71人。
区内保育事業者での死亡事例が3年で3件(病気含む)。
工事車両による児童の青信号での重症交通事故が昨年9月に発生。
児童急増により月島第一小学校校庭への増築が強いられる予測があるにもかかわらず、再開発の規模の適正化が顧みられません。教育に優先するまちづくりなどありえません。
区議として区政を知るほどに、子どもの育つ環境が前進どころか後退しているのではないかと思わざるをえず、小児科医としてのやむにやまれぬ思いを抱きつつ、2期目を終えようとしています。
新しい時代の幕開けを目前にして、私も決意を新たに、「子どもの声の代弁者」のひとり小児科医師として、子どもが健やかに育つ環境を、ひいては大人の皆様が健康で働き住み続けられる中央区を目指し3期目に臨む所存です。
中央区の子育てをこそ、日本の理想の子育てのモデルとなるような水準にまで、0.5mmずつでも進めて参ります。
平成31年4月 令和元年を目前にして
中央区議会議員・小児科医
小坂和輝(医学博士・法務博士)
公約・マニフェストの詳細:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/d9ef4d4046358f1233751f6fc2aababc
中央区がゼロを目指さねばならない数の根拠資料:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/5b7d320cbcb27278522c068b77d23c07
子育て支援を中心に据えた政策体系図:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/7b21bd78fbd7ec79c3da7410c25c84d7
中央区長立候補予定者は、ジャーナリスト上杉隆さん(50)を応援します。:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/93731580e04df38efc650420f22db16c
政策各論:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/c/deebeb63816a2d959f6be6d8a5a25dcf