「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

災害時の子ども達の心のケアをするための備えとして、できること。平時からの子どもの心のケアを行う医師らのネットワークづくり

2021-10-11 18:26:08 | 防災・減災

 災害に備えていく。

 ひとつは、災害に見舞われた子どもの心のケアが重要になります。

 日本小児心身医学会の下記シンポジウムは、たいへん勉強になりました。

 平時からの子どもの心のケアを行う医師らのネットワークを作っておくことで、有事にそのネットワークが働く。
 また、保健師らと連携をしていく。
 はたまた、親御さんに災害時の心のケアの基礎知識をお伝えしておく。

 準備すべきことがらと、思います。


*****第39回日本小児心身医学会 学術集会(2021.9.23-25)******

「災害対策委員会活動を振り返る」
司会: 福地 成(東北医科薬科大学精神科学教室)
1 災害対策委員会活動の実績から委員会を振り返る
演者: 藤田 之彦(あしかがの森足利病院)
2 災害が子どもに与える中・長期における影響
演者: 田中 篤(長岡赤十字病院小児科)
3 学術集会における災害対策セッションを振り返る
演者: 渡部 泰弘(秋田県立医療療育センター小児科・メンタルヘルス外来)
4 地域に密着した平時からの災害対策活動
演者: 小林 穂高(名張市立病院小児科)
5 緊急時の子どものこころのケアにおいて今後必要なこと
演者: 福地 成(東北医科薬科大学精神科学教室)
6 災害対策委員会のこれから
演者: 河野 政樹(虹の子どもクリニック)
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