それでも、与党側は参考人質疑を行ったことで採決の環境は整ったと主張し、会期末の6日までの成立を目指している。
民意と大きくかい離した、強引な政治が、行われようとしています。
残念。
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http://mainichi.jp/select/news/20131203k0000e010227000c.html
秘密保護法案:参考人、懸念相次ぐ…参院特別委
毎日新聞 2013年12月03日 11時41分(最終更新 12月03日 11時51分)
参院国家安全保障特別委員会は3日午前、特定秘密保護法案に関する参考人質疑を行った。意見陳述した3人の参考人全員が法案への慎重姿勢を表明。全国地方銀行協会の元会長、瀬谷俊雄・東邦銀行相談役は「国家権力に対して、民間までが処罰の対象になるのは疑問だ」と述べ、法案が民間人を処罰対象としていることに疑問を呈した。
日本弁護士連合会の江藤洋一・秘密保全法制対策本部長代行は「刑罰規定があいまい、かつ広すぎる」と述べ、何が犯罪か法律で明確にする罪刑法定主義に反すると懸念を表明。新聞労連の日比野敏陽委員長も、法案にある取材・報道の自由への配慮規定について「捜査当局に配慮してもらうために『良い子でいろ』と記者に言っているようなものだ」と批判し、廃案を訴えた。
一方、自民党は3日午前の参院国家安全保障特別委員会理事会で、4日午前に安倍晋三首相が出席する質疑を実施し、午後からさいたま市で地方公聴会を開催することを提案した。野党側は応じず、引き続き協議することになった。与党側は参考人質疑を行ったことで採決の環境は整ったと主張し、会期末の6日までの成立を目指している。【木下訓明】