昨日6/21、本日6/22と一般質問がなされていますが、3月の予算特別委員会では一切課題としてあげられなかった海外視察の必要性について、この6月議会で急に予算計上されるに至った中央区長のロンドン・パリ視察について、当然に一般質問のテーマとして、多くの会派が取り上げています。
中央区長の説明に期待をして、質問を聞いていましたが、残念ながら、納得できる理由が述べられませんでした。
一般質問に登壇したある議員からは、あきれて、個人としては反対であると公言する事態に。
この点からは、今回の補正予算案は、議会においては、会派拘束を解き、各議員の良識の点から判断をしていただく形もあるのかもしれません。
いずれにしろ、ロンドン・パリ視察の補正予算は、なぜ、今、わざわざ補正予算を組んでまでという手続き面においても、また、内容面においても、とってつけたような理由の説明しか本会議でなされず、十分な理由を欠いたままであり、とうてい許容できるものではありません。
舛添都知事を辞職へと導いた都民の厳しい目線が、同じ都民である中央区民にはないとお考えか?
中央区も、新しく生まれ変わりませんか?
中央区議会の良識が試されている補正予算案だと私は考えます。