「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【令和へ48】福祉 発達障害の子を育てる親御さんのつなぐ場が、中央区でもあればよいと強く感じています。ただ、発達のでこぼこの程度が千差万別であり、そのつながりの場は、“平らな関係の形”で。

2019-05-08 18:52:10 | 公約2019

 先の中央区議会議員選挙において強く主張をしたことのひとつ。発達障害の子ども達含め誰もが学べる場としての教育環境のさらなる充実・整備。 

 関連して、発達障害の子を育てる親御さんをつなぐ場が、中央区でもあればよいと強く感じています

 たまたま、関連した記事が朝日新聞でありました。

 ただ、記事にもありますように、発達のでこぼこの程度が千差万別であり、そのつながりの場は、“平らな関係の形”である必要があります。

****朝日新聞 2019.05.08******


********************

 念のため、発達障害に関しての医学的な視点での知識の整理も、一度、この場でしておきます。

 記事にもありますように、良いと思う食べ物や薬、診断法などで、最も論争が起きやすい疾患のひとつであるためです。

 発達障害においては、個々の発達の程度が異なり、ひとりの子にうまくいったとしても、他の子にもうまくいくとは限らないことが一般的です。
 「親と子のつながりをつくり、自己肯定感を養う支援を続けて行く」という大方針は同じであると私は考えています

 発達障害の医療の分野の第一人者のひとり、小児科医師 平岩幹男先生のご著書から、重要事項を抜粋します。


*****平岩幹男 著 『自閉症・発達障害を疑われたとき・疑ったとき』 2015年第1版 合同出版****

 

 

 

 

 

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【令和へ47】防災 区役所・拠点病院・防災拠点・(タワー)マンションなどにおける広域災害・全域停電(ブラックアウト)を想定した備え(燃料・水など)の再点検

2019-05-08 17:05:10 | 公約2019

 中央区政においても委員会などで、話題に取り上げられている重要課題。

 紙面では、拠点病院の備蓄について書かれていますが、全域停電(ブラックアウト)を経験している以上は、区役所・拠点病院・小学校等各防災拠点・(タワー)マンションなどにおける備えの再点検が必要です。




******静岡新聞2019.05.06*******

 

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【令和へ32-5】教育・福祉 滝沢市 医療的ケアが必要な児 普通学級での学びが可能に。

2019-05-07 23:00:00 | 公約2019

 各市で、たとえ、医療的ケアが必要であっても、その子の能力に応じた学校選択への配慮がなされつつあります。

 全国的な取組の広がりに期待致します。


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令和2年度小学校など就学相談について。十分に時間をかけ考えて参りましょう!その子にとって最もあう学びの場を一緒に考えて行きたいと思っています。御相談をお待ち申し上げます

2019-05-06 23:00:00 | 小児医療

 特に年長児の皆様へ

 来年度、令和2年度の就学の動きが始まります。

 就学については、ゆっくりと時間をかけて取り組まねばならないと考えています。

 その子にとって最もあう学びの場を一緒に考えて行きたいと思っています。御相談をお待ち申し上げます。

 考える時間的余裕があれば、なおよいから、実は、年中の時から、考えたいとも思っています。
 年中の時からという理由について:https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/0cbf1cc7ae92728ba4111c16858db279

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「あしたは、なぜあるの」「きのうと今日は、もうすぎちゃったことだから、やりなおしができないでしょう」「うん」「だけど、『あしたは、何かやってやろう!』と思うじゃないですか」

2019-05-05 12:18:50 | こども達へのメッセージ
 診察室で、子ども達から、教えられることや難しい質問に遭遇することが、何回もありました。

 小児科診療の楽しいところのひとつです。

 「あしたは、なぜあるの」

 難しい問です。


 なぜ、というところから、勉強、学問が始まります。

 子ども達のなぜを大切にしていきたいと考えます。

 みんなの子育てひろば「あすなろの木」も、なぜ?がたくさん出る場にしていきたいです。

 


******天声人語2019.5.5*****************
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14003015.html

「あしたは、なぜあるの」。もし子どもから聞かれたら、何と答えればいいだろう。かつてTBSラジオの電話相談に寄せられた、小学3年生の質問である。永六輔さんが答えあぐねると、もう一人の回答者、天文研究家の小林悦子さんが口を開いた▼「きのうと今日は、もうすぎちゃったことだから、やりなおしができないでしょう」「うん」「だけど、『あしたは、何かやってやろう!』と思うじゃないですか」。科学的ではないけれど、うなずきたくなる。そんなやり取りが番組を採録した本にある▼「反省の色って何色?」「宇宙人は何を食べるの」。数々の質問に答えながら半世紀にわたり放送されたのが「全国こども電話相談室」である。答える大人がときに手探りになる様子も、面白かった▼教育者の無着成恭(むちゃくせいきょう)さんは長く回答者を務めた。質問されて「そうだ、そういうことが問題だったんだ」と、はっとすることがしばしばあったという。例えばこんな問いだろうか。「男の子はどうしてスカートはいちゃいけないの」「天皇陛下は就職しているんですか。それとも無職?」▼子どもから「何で、何で」と問われ、てこずった経験のある方、現に今てこずっている方もおられるか。たまには子どものつもりになって「なぜ、どうして」と口にしてみるのも悪くない。そして一生懸命に答えを見つける▼きょうは「こどもの日」。子どもと思いっきり遊ぶのもいいし、自分の奥の方にある「子ども」を探す日にしてもいい。
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【令和へ46】高齢者福祉 ご高齢の皆様、地域の皆様の趣味に応える図書館を!八丁堀の新図書館「本の森ちゅうおう」での生涯教育

2019-05-04 23:00:00 | 公約2019
 4月の選挙戦で訴えたことの重要事項のひとつ、「誰もが住み慣れたご自宅で生をまっとうすることができること、終の住みかは中央区」

 そのためには、まず、健康寿命の延伸が大切です。

 そのためには、外出の機会を作る。

 スポーツ、通いの場、趣味、、町会・自治会活動、公園アダプト制度、審議会委員、まちづくり勉強会、学校でのやくわり…

 いろいろと作って行きたいし、作っている現況を引き続きサポートしていきたいと考えます。

 論文で、経済的な効用も出ているとのことです。 


*******毎日新聞2019.05.04*****************
https://mainichi.jp/articles/20190504/k00/00m/040/021000c

高齢者、週に1度の運動や趣味の会参加で介護費抑制効果
 
毎日新聞2019年5月4日 09時00分(最終更新 5月4日 10時12分)

 日本福祉大(美浜町)の斉藤雅茂准教授(社会福祉学)らのグループは、週1回以上、スポーツや趣味の会などに参加している高齢者は、全く参加しない高齢者と比べて11年間で介護費が1人当たり35万~60万円低いとする論文をまとめた。愛知県常滑市の高齢者を対象とする長期調査の結果で、週1回以上の社会参加が1割増えれば同市だけで介護費は約8000万円削減できる計算という。【川瀬慎一朗】


 高齢者の大規模調査プロジェクト「日本老年学的評価研究(JAGES)」の一環。斉藤准教授らは、同市に住む65歳以上の高齢者約5300人を、2006年から17年まで調査。質問紙への回答に加え、市の介護保険給付データを活用して分析した。

 質問紙では、参加頻度が「全くない」「年数回」「月1、2回」「週1回以上」の四つに分類。その結果、スポーツの会に「週1回以上」と答えた高齢者は「全くない」と答えた高齢者と比べて11年間で介護費が61万円低かった。趣味の会への参加頻度を同様に比べると35万円低かった。

 「週1回以上」と答えた人は、スポーツの会で13%、趣味の会で22%。仮に「週1回以上」を1割増やすことができれば、11年間で介護費は市全体で約8000万円削減できると見込まれるという。斉藤准教授は「これだけ削減できるのなら、会の機会を増やすためにも、スポーツクラブなどの民間事業者に助成してもいいのではないか」と話している。

 論文は3月、国際学術誌に掲載された。
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自民党憲法改正案

2019-05-03 22:13:59 | 日本国憲法
資料(平成24年のもの)
(自民党憲法改正推進本部HPから転載H30条文イメージ、たたき台)
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天皇陛下のお言葉 令和元年5月1日:常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い

2019-05-02 23:00:00 | 公約2019

 即位の際の天皇陛下のお言葉、

 言葉を扱うプロである新聞社の受け取りは、各社微妙に異なります。

 東京新聞の要約が、私は一番しっくり来ます。

 なぜ、陛下が、「憲法」ということばを盛り込んだか、そのお気持ちを、私達国民は大切にしていきたいと考えます。




*****天皇陛下 2019.05.01*******
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14000200.html
 

 日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。

 この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。

 顧みれば、上皇陛下には御即位より、三十年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御心(みこころ)を御自身のお姿でお示しになりつつ、一つ一つのお務めに真摯(しんし)に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。

 ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽(けんさん)に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望いたします。

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