北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

産地限定ビールの戦い

2010-12-05 23:56:59 | Weblog
 うちの奥さんが急きょ釧路へ遊びに来ることになって、今日は一緒に先日ブログにも書いた山下清展を見てきました。

 12月3日に行われた開会式後も観せていただきましたが、短期間に再度見てみると前回の観覧では気づかなかったこともあって、(一度よりは何度も見てみることだなあ)と思った次第。

 お客さんの出足も良いようです。最初は素朴ながら、晩年は精緻な芸術の高みに至る山下清ワールドをぜひ楽しんでください。

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 夕方になってお酒を買いに行ってお店の方から勧められたのが「サッポロクラシック 富良野ビンテージ」でした。

 これは北海道限定販売の「サッポロクラシック」シリーズの缶ビールの仲間で、特に『北海道富良野で収穫する、摘み立ての生ホップを一切加工せずに、そのまま使用するなど、季節感あふれる、北海道ならではの商品としました』

『香味の特徴では、一切加工されない、摘み立ての、富良野産の生ホップを使用することで、フレッシュで芳醇な香りと、クラシックならではの爽快な後味を両立させました(サッポロビールホームページより)』という製品。

 お店の方によると、北海道限定ということを知っている道外からの観光客が地元に送るのに好んで買いに来るとか。

 限定販売なのでお店に入ってくる数にも限りがあってすぐに売り切れなんだとか。とりあえず一缶ゲットです。

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 ところが商品棚には隣にキリンの「とれたてホップ」という製品があって、こちらも「岩手県遠野産ホップ使用」というやはり産地限定こだわりのビールです。

 こちらは遠野産の生ホップを凍結させたうえで細かく砕いて使用することでホップの味わいを引き出しているのがウリなんだとか。

 どちらのシリーズも2008年から始まったライバル同士ですが、サッポロクラシックの方は北海道限定販売なのに対して、キリンとれたてホップシリーズの方は全国販売。

 全国販売の方が売れるのかもしれませんが、北海道民だけはサッポロクラシックの限定ビールを楽しめるというのは面白いことです。

 メーカーが応援してくれる地産地消の問いかけに応えて、北海道をもっと楽しむ一つのネタにしてみてはいかがでしょう。

 道民が北海道を思い切り楽しむことこそ最大の地域起こし・地域活性化に違いありません。



                 【札幌とキリンの産地限定ビール対決】


【「サッポロ クラシック’10富良野VINTAGE」新発売】
  http://bit.ly/dXDcSr

【キリン 一番搾りとれたてホップなまビール】
  http://bit.ly/fKDWmU
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