北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「水を抜く」ってわかります?

2010-12-20 23:55:44 | Weblog
 午前中の飛行機で東京出張。今日から木曜日まで東京で挨拶回りやら情報収集に歩きます。

 木曜日から週末は札幌に移動するので、釧路のアパートは一週間留守にすることになります。アパートの管理人さんからは、水道凍結注意のお知らせが何度も郵便受けに入っていて、長期不在の際の水道の管理をしなくては、という思いにさせられます。

 「水道の水を落とす」なんて、北海道在住以外の方にはちんぷんかんぷんかも知れませんが、水道の水を配管や下水管の中に残したまま部屋が冷えると、配管の中野水が凍って水が出なくなるばかりか、氷の膨張で配管が壊れることだってあるのです。

 だから冬期に長期不在になる時は、まずは水道の元栓を閉めて水が部屋の配管に入ってこないようにします。しかしそれだけではまだ不十分で、部屋の中の流しやトイレ、温水器の配管などの中にある水は抜かなくてはなりません。これが「水抜き」という作業。

 水道の蛇口を開けっぱなしにして水をじゃあじゃあと出しながら元栓を閉めて、温水器などは水抜き栓を開けることで中に入っている水を抜き出すのです。

 全自動洗濯機だって、蛇口から繋がっているホースを一度外して中の水を抜きます。こんな作業は経験のない人には何のことか分からないかも知れませんが、子供の時は家にいてストーブを炊いているのに水道が凍ったという笑えない事実を何人もが経験していることと思います。

 もっとも現代の住宅では断熱がしっかりしているので余程のことがない限り凍らないと言われてもいるのですが、それにしても、冬の生活はなんといっても備えあれば憂いなしなのです。

 ちなみにトイレの排水は、タンクの水を流すことは当然として、便器の中に残った水については、雑貨屋さんで不凍液を買ってきてこれを注ぎいれることで凍らないようにします。不凍液は2リットルで千円ほど。冬の生活にはなにかとお金がかかるわけです。

    ※    ※    ※    ※

 もっとも今朝家を出てみると雨模様の天気で気温は5℃! 不凍液など全く要らない気温に憮然としながら空港へと向かいました。

 準備をしたからにはカーンと冷え込んでみて欲しい、というのはゆがんだ心理でしょうか(笑)

コメント (1)
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