こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

精霊探偵

2005-11-21 00:00:00 | 未分類
梶尾真治さん『精霊探偵』を読みました。

妻を交通事故で亡くした新海は、那由美を亡くしてから、働く気力も何かをやろうという気力も無くしていた。
不思議なことに、事故以来、人の背後霊が見えるようになっていた。
更に、彼の両親を背後霊に持つおかげか、喫茶店「そめちめ」のマスターとママが、世話を焼いてくれ、
何とか生きている状態だった。
背後霊は、とりついている人の情報を彼に教えてくれることもあり、「時々、わからないことも当てる」
不思議な人と思われているが、霊が見えるとまでは打ち明けていない。

ある日、行方不明になった奥さんを探して欲しいと、山野辺哲という男性が現れる。
奥さんは那由美の友達だったらしく、ママが不思議な力を持つ新海の頼んではと持ちかけたらしい。
妻の背後霊が見つかるかもしれないという期待もあり、依頼を受けて捜査を始めるが、
奇妙な出来事が次々と起こり始めた。

というあらすじになりますが、心霊現象でもあり、侵略ものでもあります。
侵略者の正体を明かす方法や、苦手なものがわかることで、たくさんの人々の理解と協力を得られ、
侵略を阻止することができます。
最後に、不思議の大元が解るのですが、ああいうネタだとは思いませんでした。
確かに、初めに断り書きがあったから、フェアなんですけどねー。
あー、やられた(^^;)それに、面白かった(^_^)

で、これって、めでたしめでたしでいいのですか・・・ねぇ。

コメント
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