こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

陰陽師 滝夜叉姫 上

2005-11-28 00:00:00 | 未分類
夢枕獏さん『陰陽師 滝夜叉姫 上』を読みました。

蘆屋道満が、平貞盛の瘡を治すことができず、清明が乗り出したところ、
平将門らによる怪異が関わっていることが解る。
異形のものと成り果てた将門は、首だけになっても生きており、そのまま塩漬けにされ、
都へと運ばれることとなった。
首は、鴨の河原にさらされることとなったが、生きて呪いの言葉を吐き続けた。
十日さらされた首をかたづけるため、役人が行ったところ、将門の首だけが獄門台から消えて無くなっていた。

かなり話をはしょりましたが、このようなあらすじになっています。
道満が、清明と敵対しないというのも、珍しいと思うのですが、下巻で、どういう話の展開になるのか、
まだまだ油断できない様子ですので、楽しみです。

コメント
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