三雲岳斗さんの『旧宮殿にて』を読み終えました。
一番のお気に入りは「愛だけが思いださせる」です。
リュート奏者の彼女が大好きです。そこまで面倒をみてあげる懐の深いところがいいですね。
話としては「忘れられた右腕」でしょうか?でも、チェチリアが気づいた時には、
私も種明かしは解りましたけどねぇ。多分、たいていの人が気づくと思います。
「二つの鍵」は、犯人が哀れにも感じました。殺すまでのことではなかったのでしょうが、
同じ立場に立ってみると、つらいですよね。
「窓のない塔から見る景色」は、意に染まぬ結婚をさせるため、娘を塔の閉じ込めていたのだが、
彼女が失踪してしまった、という話です。
トリックが明かされてみると、何だぁ(^^;)と思うのですが、面白かったです。
「ウェヌスの憂鬱」は、チェチリアは最後に悲しんでいたけれども、ああいう愚かな策略をしてしまった者にも、
非があったと思います。あの時代、直接、はっきりと断ることはできなかったのでしょうか?
今回は短編集になるのでしょうが、とても面白かったので、続きを書いていただきたいです。
長編でもかまいません。
一番のお気に入りは「愛だけが思いださせる」です。
リュート奏者の彼女が大好きです。そこまで面倒をみてあげる懐の深いところがいいですね。
話としては「忘れられた右腕」でしょうか?でも、チェチリアが気づいた時には、
私も種明かしは解りましたけどねぇ。多分、たいていの人が気づくと思います。
「二つの鍵」は、犯人が哀れにも感じました。殺すまでのことではなかったのでしょうが、
同じ立場に立ってみると、つらいですよね。
「窓のない塔から見る景色」は、意に染まぬ結婚をさせるため、娘を塔の閉じ込めていたのだが、
彼女が失踪してしまった、という話です。
トリックが明かされてみると、何だぁ(^^;)と思うのですが、面白かったです。
「ウェヌスの憂鬱」は、チェチリアは最後に悲しんでいたけれども、ああいう愚かな策略をしてしまった者にも、
非があったと思います。あの時代、直接、はっきりと断ることはできなかったのでしょうか?
今回は短編集になるのでしょうが、とても面白かったので、続きを書いていただきたいです。
長編でもかまいません。