昨日から引き続いて桃井あんさんの『歌姫―ロジエル―虹色の楽譜』を読みました。
ユリアとスイが仕事から帰ってくると、少年が、冬の歌姫長ベティさんの部屋の窓から
隣の建物の屋根に飛び移ったのを見かけた。
何か無くなったものはないかと、ベティさんに聞いたところ、何もないという返事。
ところが、しばらくして、とんでもない物が盗まれていたことが解った。
それは、王族に贈られるはずの新作の歌の楽譜。高等書庫の鍵はしめていたはずなのに。
もし、公になれば、ベティさんは今の地位を追われるだろう。
そうなれば、任務に行く度経費をちょろまかしていたスイも、悪事をばらされてしまう。
ユリアとスイは、嫌々ながら楽譜を取り返すため、調査を開始するのであった。
今回は、ユリアとスイの男装が見られます。
さらに、歌姫会総本部と大聖堂の反目、楽譜を手に入れるためなら手段を選ばない人々。
どちらを信じていいものやら、ユリアは葛藤します。
レイヴィル家のお嬢さまも、父親に愛されていないのではないかという寂しさを抱えて、
遊んでいる風を装っています。
どちらも、感情の行き違いから起きた事。
時間がかかってもいいから、和解ができる日が来る事を、願わずにいられません。
ユリアとスイが仕事から帰ってくると、少年が、冬の歌姫長ベティさんの部屋の窓から
隣の建物の屋根に飛び移ったのを見かけた。
何か無くなったものはないかと、ベティさんに聞いたところ、何もないという返事。
ところが、しばらくして、とんでもない物が盗まれていたことが解った。
それは、王族に贈られるはずの新作の歌の楽譜。高等書庫の鍵はしめていたはずなのに。
もし、公になれば、ベティさんは今の地位を追われるだろう。
そうなれば、任務に行く度経費をちょろまかしていたスイも、悪事をばらされてしまう。
ユリアとスイは、嫌々ながら楽譜を取り返すため、調査を開始するのであった。
今回は、ユリアとスイの男装が見られます。
さらに、歌姫会総本部と大聖堂の反目、楽譜を手に入れるためなら手段を選ばない人々。
どちらを信じていいものやら、ユリアは葛藤します。
レイヴィル家のお嬢さまも、父親に愛されていないのではないかという寂しさを抱えて、
遊んでいる風を装っています。
どちらも、感情の行き違いから起きた事。
時間がかかってもいいから、和解ができる日が来る事を、願わずにいられません。