鋼鉄の天使（ネタバレかもしれません）

昨日に引き続いて東野司さんの『鋼鉄の天使』を読みました。

浦島かえでは、ページ１１に勧誘されていた。
分析作業に無駄が無い。
あの事件のとき、意志の力で胎内コンピュータパワーを増加させ、他のコンピュータにまで干渉した力に
期待されている。
さて、アルバイトのために旅客機に乗った姫子。
彼女の追っていたミュージシャンが、よりにもよって、その飛行機のオートパイロットを
ドラックデータで汚染し、迷走飛行するようになってしまった。
このまま燃料が無くなるまで飛び続け、墜落するしかないのか？

一度ほっとさせておいて急転直下、また窮地に追い込む。
その連続ではらはらさせられました。

また、風祭氏と姫子は、自分は有能で周りは馬鹿だという考えに足元をすくわれてしまうところが、
誰にでもある若い過ちで、共感するところもありました。

更に、どんなに窮地に立たされてもあきらめない、垣花とかえで。
コア擬似人格に到達するために何度も挑戦し、覚醒した犯人に邪魔されそうになりながらも
着陸にもっていくところが、手に汗握りました。

最後に、かえでの想い、垣花の想い、風祭氏の想い、藤丸の想い、仁美所長の想い、姫子の想い、
それらが合わさって、かえでの力になったような気がします。
涙が出そうでした。

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北部九州も、ようやく雨が降り出しました。
南部は降っていたけど、こちらは全然でしたのよー。
関東の人は勘違いしているけど、また、水不足になるんじゃないかと、ひやひやものでした。
雨も、限度がありますけれどね。