霧の訪問者

田中芳樹さんの『霧の訪問者　薬師寺涼子の怪奇事件簿』を読みました。

今回は、泉田準一郎警部補を事件だと騙し、軽井沢での避暑としゃれこむ薬師寺警視。
黒い髪のマリアンヌと栗色の髪のリュシエンヌも軽井沢で待っており、楽しい夏休みと思いきや、
アメリカの大富豪ロートリッジ家のトラブルに巻き込まれてしまった。
泉田警部補は、散歩に出かけた先で自動車に接触。運転していたロートリッジ令嬢
アーテミシアに拾われてロートリッジ家の主治医に治療される。

女装愛好家のジャッキー若林に再会するは、ライバルの室町由紀子警視と出くわすは、
お涼のまわりには、騒ぎが起きない試しは無いようです。
彼女は、正義なんて振りかざさないし、興味のおもむくまま行動しているだけのように感じますが、
トラブルメーカーでありながら、終わってみれば様々な事件が怒涛のように解決しています。
鮮やかでさわやかで気持ちいいです。
ただ、今回はロートリッジ家の悲しい犠牲者が痛々しく感じました。

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１１月のドラマティックカンパニーのお芝居「ハッピーライド’０６」のファンクラブ先行予約を
してきました。久しぶりの大阪、何をして楽しもうかなー？