小川一水さんの『ファイナルシーカー レスキューウイングス』を読みました。
高巣英治は、小学生の時に仲間とボートで遊んでいるうちに海にまで流され、救難ヘリに助けられ
それで航空自衛隊の小松救難隊で働くことに決めた・・・とも言い切れないけど(^^;)
冬に西穂高の丸山でスカートにハイヒールのブーツに毛皮のコート、ストッキングが見えるから
スカートか?と思える女連れのヤクザ屋さん風の男性が救助を求めてきたり、
笹の生い茂る中、ようやく遭難者を発見したのに自衛隊反対論者だから空自の世話にならんと
救助を拒否したり、救助とはいえ肉体的だけじゃなく精神的にもなかなかハードです。
しかも、英治に関しては灯(ともり)がいるばかりに、死の危険が大きい救助に放り込まれたりするのです。
様々な苦難が彼らを待ち受けていて、心身共に責めさいなまれます。
第四章では、自衛隊の存在意義というかジレンマに言及していて、実際現場にいる人々は
やりきれない思いもしているんだろうと愚考します。
これからも、苦難の道が続くのでしょうけれども、英治にも灯にも幸多からんことを祈ります。
高巣英治は、小学生の時に仲間とボートで遊んでいるうちに海にまで流され、救難ヘリに助けられ
それで航空自衛隊の小松救難隊で働くことに決めた・・・とも言い切れないけど(^^;)
冬に西穂高の丸山でスカートにハイヒールのブーツに毛皮のコート、ストッキングが見えるから
スカートか?と思える女連れのヤクザ屋さん風の男性が救助を求めてきたり、
笹の生い茂る中、ようやく遭難者を発見したのに自衛隊反対論者だから空自の世話にならんと
救助を拒否したり、救助とはいえ肉体的だけじゃなく精神的にもなかなかハードです。
しかも、英治に関しては灯(ともり)がいるばかりに、死の危険が大きい救助に放り込まれたりするのです。
様々な苦難が彼らを待ち受けていて、心身共に責めさいなまれます。
第四章では、自衛隊の存在意義というかジレンマに言及していて、実際現場にいる人々は
やりきれない思いもしているんだろうと愚考します。
これからも、苦難の道が続くのでしょうけれども、英治にも灯にも幸多からんことを祈ります。