こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

風の歌、星の口笛

2006-12-15 00:00:00 | 未分類
村崎友さん『風の歌、星の口笛』を読みました。

マムというコンピュータに守られた世界。
宇宙空間を250年飛んでたどり着いた星プシュケ。
事故で入院しているうちに恋人が行方不明になったばかりでなく、友人知人、
さらに、彼女の家族でさえ覚えていないという事態に陥った青年。

これらの話が交互に語られ、人類の未来が描かれます。
明るいとは言えない物語ですが、我々の今後の生き方でこうもありえる出来事です。
さらに、登場人物は決してあきらめていません。
未来を拓くため、努力をしようとしています。そこが救いですね。

コメント
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