こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

時の誘拐

2007-03-29 00:00:00 | 未分類
芦辺拓さん『時の誘拐』を読みました。

森江春策の第三の事件簿です。
ハイテクを駆使し、大阪の地形の盲点を突いた現代の少女誘拐と、<もう一つの警視庁>を
揺るがした、半世紀前の連続絞殺魔。
テレビ黎明期の事件、さらに、それらを繋ぐ密室トリックの鎖。
ほとんど、あとがきの受け売りですが、楽しませていただきました。

本当に《大阪警視庁》があったのですね。
さらに、自治体警察も!

政治権力や警察権力による横暴や冤罪が、過去ばかりでなく、今現在も起こりかねないという恐怖。
難しいかもしれませんが、真実を見抜く目を持ちたいと思いました。

コメント
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