有川浩さんの『図書館危機』を読みました。
「王子様、卒業」では、郁が堂上を王子様と比べるのではなく、上官として見始める
大人への第一歩の話です。さらに、弱者や大切な者を守ろうという物語です。
「昇任試験、来たる」では、試験の得意・不得意を含めて、郁・手塚・柴崎の個性が
面白く読めました。それぞれ、いいところあるのよね。怖い人もいるけど(^^;)
「ねじれたコトバ」では、差別用語に関して、当事者を無視した制限をされていることが描かれており、
裁判で争うことでコトバを取り戻そうとします。
「里帰り勃発ー茨城県警備」では、理想と現実、人間の闇の部分が、かなり描かれます。
理想を掲げる事は大事だけれど、手を汚さずに上辺だけ取り繕うのは偽善でしかない。
とても重いけれど、大切な事を伝える物語だと思います。
「図書館は誰がためにー稲峰、勇退ー」は、文字通りの物語であり、
この話が図書隊にとっての転機となるでしょう。
今後、どのように変化していくのか、不安でもあり、楽しみでもあります。
手塚の兄の動向も、気になるところです。
「王子様、卒業」では、郁が堂上を王子様と比べるのではなく、上官として見始める
大人への第一歩の話です。さらに、弱者や大切な者を守ろうという物語です。
「昇任試験、来たる」では、試験の得意・不得意を含めて、郁・手塚・柴崎の個性が
面白く読めました。それぞれ、いいところあるのよね。怖い人もいるけど(^^;)
「ねじれたコトバ」では、差別用語に関して、当事者を無視した制限をされていることが描かれており、
裁判で争うことでコトバを取り戻そうとします。
「里帰り勃発ー茨城県警備」では、理想と現実、人間の闇の部分が、かなり描かれます。
理想を掲げる事は大事だけれど、手を汚さずに上辺だけ取り繕うのは偽善でしかない。
とても重いけれど、大切な事を伝える物語だと思います。
「図書館は誰がためにー稲峰、勇退ー」は、文字通りの物語であり、
この話が図書隊にとっての転機となるでしょう。
今後、どのように変化していくのか、不安でもあり、楽しみでもあります。
手塚の兄の動向も、気になるところです。