梨木香歩さんの『沼地のある森を抜けて』を読みました。
亡くなった時子叔母から久美が受け継いだ家宝は、ぬか床だった。
一緒にマンションも引継ぎ、毎日ぬか床をかき混ぜていると、いつの間にか卵が発生し、
幽霊みたいなものが生まれた。
一つは小学生の頃交通事故で死んだはずの同級生、もう一つは久美が幼い頃に名づけたカサンドラ。
ぬか床は、曽祖父母が南の島から出てきた時に持ってきたものだという。
島の孤立した村落と不思議な沼。
読んでいると、生命の流れの不思議さ素晴らしさをじわじわと感じます。
ファンタジーであり、同時にSFでもありえる物語でした。
亡くなった時子叔母から久美が受け継いだ家宝は、ぬか床だった。
一緒にマンションも引継ぎ、毎日ぬか床をかき混ぜていると、いつの間にか卵が発生し、
幽霊みたいなものが生まれた。
一つは小学生の頃交通事故で死んだはずの同級生、もう一つは久美が幼い頃に名づけたカサンドラ。
ぬか床は、曽祖父母が南の島から出てきた時に持ってきたものだという。
島の孤立した村落と不思議な沼。
読んでいると、生命の流れの不思議さ素晴らしさをじわじわと感じます。
ファンタジーであり、同時にSFでもありえる物語でした。