坂井優基さんの『高度3万フィート思うがまま 現役パイロットがいざなう、操縦席の魅力』を読みました。
坂井さんは、国際線パイロットです。
初めは、詩のようなものから我々を空の世界にいざなってくれます。
パイロットとしての心のあり方、物の考え方、飛行機そのものについて、操縦について、気象について、飛行機を飛ばすために周りで支えてくれるスタッフの方たち、などなど、様々なことが書かれています。
飛行機やパイロットに関する豆知識も楽しいものです。
コックピットから見る景色は、目線が変わって違った美しさがあり、世界中を飛んでいると、考え方も自由になるようです。
私から見ると、一般的にパイロットの方々は、視野が広く自由になっているように感じます。
パイロットを目指す方も、進路に迷っている方も、この本を読めば何らかの決心がつくと思います。
もちろん、この本にはエアラインパイロットへのなり方も書かれています。
理系・文系は関係なく、運動神経も普通にありさえすれば良いようです。また、性別も関係ありません。
この本には、どんな職種の方も勇気づけられると思います。
それぞれの人が、自分らしくありのままで頑張ればいいと、励まされました。
とても素敵な本です。ぜひ、お勧めします。