仁木英之さんの『高原王記』を読みました。
高原一の英雄だったタンラと、彼と盟約を結んだ精霊ジュンガ。
これは、彼らが見つめた高原の王たちの、栄枯盛衰の物語である。
タンラは序盤から、彼の最も美しい魂を奪われてしまいましたが、読み終わった後では、
逆に、そのおかげで、生き延びることができたのではないかと思えてきます。
でなければ、この権力争いの中、誰かのために命を落としていたような気がします。
それに、今のタンラの方が、人間臭くて好きです。
続きは多分書かれないでしょうが、今後のジュエルとミトの行く末を想像してみるのも楽しいです。
高原一の英雄だったタンラと、彼と盟約を結んだ精霊ジュンガ。
これは、彼らが見つめた高原の王たちの、栄枯盛衰の物語である。
タンラは序盤から、彼の最も美しい魂を奪われてしまいましたが、読み終わった後では、
逆に、そのおかげで、生き延びることができたのではないかと思えてきます。
でなければ、この権力争いの中、誰かのために命を落としていたような気がします。
それに、今のタンラの方が、人間臭くて好きです。
続きは多分書かれないでしょうが、今後のジュエルとミトの行く末を想像してみるのも楽しいです。