こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

はなたちばな亭らぷそでぃ

2011-01-08 00:00:00 | 未分類
澤見彰さん『はなたちばな亭らぷそでぃ』を読みました。

江戸は文政年間、両国橋のたもとで、両の目のまわりに隈のある白い狸が、
犬に変化することによって人に拾われ、飼われることになったのが事の始まり。
飼うことになったのは、手習い小屋たちばな亭をいとなむ娘お久、十七歳。
子どもたちには「鬼師匠」と呼ばれながら、父と二人暮らしています。

そこで、江戸の町の人々と山から下りてきた狸たちが入り乱れての、
面白おかしい不思議な物語が進んでいくのですが・・・。

ほのぼのと楽しい、時代小説でした。

コメント
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