騒がしい死者の街 優しい煉獄２

森岡浩之さんの『騒がしい死者の街　優しい煉獄２』を読みました。

電子的な死後の世界・ＶＲＮＷＳでは、かつて、犯罪が起こることが無かった。
しかし、探偵の住む昭和の街に限りチケット制で犯罪が行えるようになった。
おかげでというか、この街でたった一人の探偵も忙しくなったのだが・・・。

数少ない警察官になったゲンさんが拳銃を盗まれたり、人間の助手ができたりと、
思いがけない出来事が次々と起こる。
昭和末期の現実に限りなく近づけようという試みにより、次に起こることとは！

少し寂しいけど、納得のいく結末でした。
しかしこの主人公、しょっちゅう痛い目に合っている気がするのですが、気のせい？（笑）