辻真先さんの『日本・マラソン列車殺人号』を読みました。
夕刊サンがツアー計画のプロモーションに噛むことになった。
その名も日本マラソン列車。
宮崎から函館まで、すべて定期列車を乗り継いでいく旅である。
ツアーに申し込んだ客はたった二組だったが、ツアー客に参加報酬を合計一億円支払うということが、
締め切り後に知らされた。
ツアー終了後、マスコミに発表することで話題になるという目論みだ。
大関さんのパーティーに出席する瓜生慎の代わりに、このツアー記事を書くことになった息子の竜。
列車の中での殺人は起きなかったものの、慎の側で事件が起きてしまった。
複雑な人間関係と思惑が絡み合った事件でした。
偽りに偽りを重ね、騙しに騙しを重ねた高等技術。
それらを解き明かす慎と竜の推理力は、素晴らしいものです。
こんな楽しい瓜生慎のトラベルミステリシリーズも最後だそうです。
彼らと別れるのは寂しいのですが、また新たな出会いがあることを信じています。
辻さん、まだまだ単発でのトラベルミステリも待っていますから。
宜しくお願いします。
夕刊サンがツアー計画のプロモーションに噛むことになった。
その名も日本マラソン列車。
宮崎から函館まで、すべて定期列車を乗り継いでいく旅である。
ツアーに申し込んだ客はたった二組だったが、ツアー客に参加報酬を合計一億円支払うということが、
締め切り後に知らされた。
ツアー終了後、マスコミに発表することで話題になるという目論みだ。
大関さんのパーティーに出席する瓜生慎の代わりに、このツアー記事を書くことになった息子の竜。
列車の中での殺人は起きなかったものの、慎の側で事件が起きてしまった。
複雑な人間関係と思惑が絡み合った事件でした。
偽りに偽りを重ね、騙しに騙しを重ねた高等技術。
それらを解き明かす慎と竜の推理力は、素晴らしいものです。
こんな楽しい瓜生慎のトラベルミステリシリーズも最後だそうです。
彼らと別れるのは寂しいのですが、また新たな出会いがあることを信じています。
辻さん、まだまだ単発でのトラベルミステリも待っていますから。
宜しくお願いします。