三木笙子さんの『人魚は空へ還る』を読みました。
帝都随一の絵巧者との呼び声が高く、気難しい有村礼は、里見高広の勤める至楽社にだけは、
普通の謝礼で挿絵を描いてくれる。
それは、高広がストランドマガジンのコナン・ドイルの小説を訳して聞かせてくれるからだった。
そんな彼らが、中学生の失踪事件をきっかけに、様々な事件を解決していく。
日頃の力関係とは逆に、ホームズは高広、ワトソンは礼。
解決の仕方も高広らしく思いやりに満ちたもので、後味が悪くないところが良かったです。
帝都随一の絵巧者との呼び声が高く、気難しい有村礼は、里見高広の勤める至楽社にだけは、
普通の謝礼で挿絵を描いてくれる。
それは、高広がストランドマガジンのコナン・ドイルの小説を訳して聞かせてくれるからだった。
そんな彼らが、中学生の失踪事件をきっかけに、様々な事件を解決していく。
日頃の力関係とは逆に、ホームズは高広、ワトソンは礼。
解決の仕方も高広らしく思いやりに満ちたもので、後味が悪くないところが良かったです。