水見稜さんの『マインド・イーター〔完全版〕』を読みました。
宇宙へ進出した人類に襲い掛かったもの、それがマインド・イーター。
ビッグバンが起こる前の宇宙の残滓であり、憎悪が結晶化し、次々と石となり、
出会うものを片端から喰うものとなった。
M・Eは人類の精神を喰いちぎり、完全に異質なものへと変容させてしまう。
これをM・E症と呼ぶ。
M・Eを破壊するため、連合はハンターと呼ばれるエリートを育成し宇宙へ送ったが、
彼らも二度三度と出撃するとM・Eに喰われてしまう。
さらに、彼らがM・Eの前に倒れると、ハンターと精神的な結びつきの強い恋人や肉親までもが、
距離の遠近にかかわらず、M・E症を発症するのだ。
始めは、ただ悪意を持って出会った人間の心を喰らうものだったM・E。
それが次第に変化し「迷宮」に至っては、人に直接その存在意義を問いかけるものとなります。
二つの関係にほとんど変わりはありませんが、少しずつ変化が現れているのかもと思いました。
もしかして、それぞれの話がパラレルな関係で、依然として関係はそのままなのかもしれません。
困難が克服されて解決するような話をお求めの方にはお勧めできませんが、面白いです。
宇宙へ進出した人類に襲い掛かったもの、それがマインド・イーター。
ビッグバンが起こる前の宇宙の残滓であり、憎悪が結晶化し、次々と石となり、
出会うものを片端から喰うものとなった。
M・Eは人類の精神を喰いちぎり、完全に異質なものへと変容させてしまう。
これをM・E症と呼ぶ。
M・Eを破壊するため、連合はハンターと呼ばれるエリートを育成し宇宙へ送ったが、
彼らも二度三度と出撃するとM・Eに喰われてしまう。
さらに、彼らがM・Eの前に倒れると、ハンターと精神的な結びつきの強い恋人や肉親までもが、
距離の遠近にかかわらず、M・E症を発症するのだ。
始めは、ただ悪意を持って出会った人間の心を喰らうものだったM・E。
それが次第に変化し「迷宮」に至っては、人に直接その存在意義を問いかけるものとなります。
二つの関係にほとんど変わりはありませんが、少しずつ変化が現れているのかもと思いました。
もしかして、それぞれの話がパラレルな関係で、依然として関係はそのままなのかもしれません。
困難が克服されて解決するような話をお求めの方にはお勧めできませんが、面白いです。