勝山海百合さんの『さざなみの国』を読みました。
孤立した集落で育った少年さざなみは、都の李氏の息子でもあった。
むらが衰退していく最中、さざなみは、むらを出て父の元に行くように言われ、
行商人に道案内を頼む事にした。
無事、李氏の家で、小波を名乗るようになった少年さざなみ。
長じて、大きな忠誠心を試されることになるのですが、
それまでは、基本的には穏やかで満ち足りた日々を過ごします。
それだけに、妻・桑折のその後が痛々しく感じますし、甘橘姫の心中も複雑だろうと思います。
果たして、さざなみの人生は何だったのだろうと思いました。
確かに、最初の目的は果たしたのですけど。
孤立した集落で育った少年さざなみは、都の李氏の息子でもあった。
むらが衰退していく最中、さざなみは、むらを出て父の元に行くように言われ、
行商人に道案内を頼む事にした。
無事、李氏の家で、小波を名乗るようになった少年さざなみ。
長じて、大きな忠誠心を試されることになるのですが、
それまでは、基本的には穏やかで満ち足りた日々を過ごします。
それだけに、妻・桑折のその後が痛々しく感じますし、甘橘姫の心中も複雑だろうと思います。
果たして、さざなみの人生は何だったのだろうと思いました。
確かに、最初の目的は果たしたのですけど。