こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『日本の国宝、最初はこんな色だった』小林泰三

2009-01-21 19:35:31 | 本と雑誌
日本の国宝、最初はこんな色だった (光文社新書) 日本の国宝、最初はこんな色だった (光文社新書)
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2008-10-17

この本では、東大寺大仏殿、地獄草子、平治物語絵巻など、今では失われてしまった美術品の色を、
デジタル技術で、学術的根拠にもとづきながら、作品誕生当初の色彩に復元していきます。

中でも大仏殿は、原色と金を多彩に使った華々しさで、本尊ばかりでなく両脇に脇侍がおり、
四天王を従えて、さぞ美々しかったろうと想像できます。

他にも、元々は襖絵だった屏風を復元したり、どのように配置して楽しんだのかを考えたりと、
デジタル画像だと自由自在に扱えて、とても楽しめるものだと感じました。
本物は高価すぎて、動かして楽しむなんて贅沢はできませんからね。
面白かったです。

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日本の国宝、最初はこんな色だった

2009-01-21 00:00:00 | 未分類
小林泰三さん『日本の国宝、最初はこんな色だった』を読みました。

この本では、東大寺大仏殿、地獄草子、平治物語絵巻など、今では失われてしまった美術品の色を、
デジタル技術で、学術的根拠にもとづきながら、作品誕生当初の色彩に復元していきます。

中でも大仏殿は、原色と金を多彩に使った華々しさで、本尊ばかりでなく両脇に脇侍がおり、
四天王を従えて、さぞ美々しかったろうと想像できます。

他にも、元々は襖絵だった屏風を復元したり、どのように配置して楽しんだのかを考えたりと、
デジタル画像だと自由自在に扱えて、とても楽しめるものだと感じました。
本物は高価すぎて、動かして楽しむなんて贅沢はできませんからね。
面白かったです。

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『紳士のためのエステ入門 警視庁幽霊係』天野頌子

2009-01-19 19:37:36 | 本と雑誌
紳士のためのエステ入門ー警視庁幽霊係 (ノン・ノベル) 紳士のためのエステ入門ー警視庁幽霊係 (ノン・ノベル)
価格:¥ 880(税込)
発売日:2008-05-10

死んでもエステティシャンのプロとしての姿勢を崩さない被害者・片桐彩名は、
あまりにも有能の度を越えていたため、うらみを買うことに事欠かず、犯人と疑われる人物はたくさんいた。

幽霊と話ができる捜査官・柏木雅彦警部補の事情聴取は、彩名が犯人の顔を見ていなかったため
難航した。
それでもなんとか、彼女が握る「秘密」が事件解決の糸口であることをつかんだ。
しかし容疑者は、柏木の同僚である伊集院をはじめ、一風変わった人たちばかりで・・・。

被害者が、自分が死んだことにショックを受けず、あくまでもプロフェッショナルの姿勢をつらぬいたため、
話があっけらかんと進み、むしろ笑いの要素を存分に楽しむことができました。

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紳士のためのエステ入門 警視庁幽霊係

2009-01-19 00:00:00 | 未分類
天野頌子さん『紳士のためのエステ入門 警視庁幽霊係』を読みました。

死んでもエステティシャンのプロとしての姿勢を崩さない被害者・片桐彩名は、
あまりにも有能の度を越えていたため、うらみを買うことに事欠かず、犯人と疑われる人物はたくさんいた。

幽霊と話ができる捜査官・柏木雅彦警部補の事情聴取は、彩名が犯人の顔を見ていなかったため
難航した。
それでもなんとか、彼女が握る「秘密」が事件解決の糸口であることをつかんだ。
しかし容疑者は、柏木の同僚である伊集院をはじめ、一風変わった人たちばかりで・・・。

被害者が、自分が死んだことにショックを受けず、あくまでもプロフェッショナルの姿勢をつらぬいたため、
話があっけらかんと進み、むしろ笑いの要素を存分に楽しむことができました。

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『猿若町捕物帳 巴之丞鹿の子』近藤史恵

2009-01-18 19:45:33 | 本と雑誌
巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫) 巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳 (光文社時代小説文庫)
価格:¥ 500(税込)
発売日:2008-12-09

江戸の町で娘だけを狙った連続殺人事件が起きた。
凶器はすべて「巴之丞鹿の子」という人気役者の名がついた帯揚げだった。
南町奉行所同心・玉島千蔭が巴之丞に会いに猿若町に出かけたところ、殺人に使われた鹿の子は偽者だと聞かされる。
犯人の思惑はどこにあるのか?

このシリーズの第1作は読み逃していたので、文庫化はとてもうれしいことでした。
登場人物は、役者から遊女から言動がすべて怪しげで、誰が味方で誰が犯人か見極めることが
難しかったです。ま、いつものことですが(^^;)
とても面白かったです。

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